ちんたら度合いは半端ない当ブログ・・・にしては最近のこと
今年の4月のことだ。
例によって、くそ忙しい時に限ってこう言うのを見ている。
しかも会社で、だ。
「あ〜どっか行きてぇなぁ。近場で。
鉱山の索道跡でも有ったら、浪漫なんだけどなぁ。」
なんて思ってたら、ん??
なんだなんだ?この不自然な表記は?
となった。これは行かねば。
場所は、いなべ市大安町石榑北山 のあたりである。
興和工業 大安鉱山 のすぐ北側だ。
謎の直線道路にロータリーが3ヶ所有る。

それにしても便利な世の中になった。
国土地理院やGoogleを見れば、もうここが索道跡
なんかじゃなく、遊歩道なんだろうなぁ、と言うことは
わかってしまっていた。
・・・にしても、この遊歩道がどーだ、こーだ、という記述に
なかなか行き着かない。
やっぱし見に行かねば。

2004年には「有る」

しかし1979年〜1983年には「無い」

従って当然1974年〜1978年には「無い」






まず初めの始めにこの地に立った。
四つ辻だが四つ辻っぽくはない。
ここに車を置いて歩くことにした。

こちら、この先遊歩道とロータリー。

こちらの先は興和工業 大安鉱山に行き着く。


来た道を振り返り。

では・・・進む。
歩くと、予想以上に急斜面だ。

一発目のロータリーが見えてきた。


ロータリーを左側から右回りに進むと、途中に左に
行く道がある。(ややこしい表現やな)

ここだ。

ここもGoogleで何も無いことはわかっていたが、とりあえず
歩いてみた。

そして、謎のスペース・・・でおしまい。

また戻る。

ロータリー復帰。
急斜面なのがおわかりだろうか。


直線道をとにかく登る。
歩くと結構長い。最果てはずっと先。まだ見えない。

進んでいくと、電波の反射板のようなのが出てくる。



ちょっと立ち寄ってみるか。


中部電力 多度〜西部多重無線 丹生川反射板。
平成2年ということは1990年か。
この道が出来た頃なのだろうか。



反射板ともおさらば。

随分と登ってきたもんだ。

二発目のロータリー。
こちらの方が一発目よりこぢんまりしているように見える。

ひょっとして、ここって桜のシーズンには大渋滞、
なんてこと無いの?なんてちょっと思った。



まもなく三発目、最終ロータリー。

最終だからぐるっと一回り撮影。


ここから左に登山道が続いている様子。


登山道は荒涼として、道は定かではない。

登山道入口からロータリーを見下ろす。

ちょとだけ進んでみるか。

ガレた場所は踏み跡はわからない。


望遠で隣の大安鉱山が見える場所まで上ってきた。


土曜日だし、誰も居なさそうだ。ちょっと行ってみるか・・・
という順番はウソで、実は先にこの大安鉱山に行ってきたのだ。
それはまたの機会に。

ところで、この場所にはおまけがある。
6月になって、久しぶりにM子が来た。
この人、いつも絶妙なタイミングで突然やって来る。
しかも電車でだ。なんでも山梨か静岡か、南アルプス方面に
行って、朝帰りで、さらに大阪に行って立ち寄ったんだとか。
電車で来といて、他人の車ででも探索に行こう、と言うのだから
そのやる気にいつも感心している。
気遣いは不要、とは思いながらも、家路に遠ざかってはいけない
と思い、南下せず、北上して車を走らせた。
道中M子が「この辺りに謎のロータリーが有るんだよね〜」
なになに「それ、仕事中に見つけたやろ?」
「そうそう」
ってなことで、奇遇ですなぁ。
再訪した。6月になって、周辺は青々としていた。

posted by Shimneti at 13:54|
Comment(6)
|
林道
|

|