良い場所を紹介して頂いた。
金剛山脈の最北端に位置する明神山。
頂上は360度の大パノラマだ。
大パノラマと言うのは、何も高い山でないといけないわけ
ではない。明神山。標高にして273.6m。得てしてそういう
ものだ。
駐車場が整備されている。結構な住宅地なのでそこいらに
駐車されたのでは、たまったものじゃない。とても良いことだ。
昔から有ったのだろうか。知らなかった。以前はちょっとお店の
駐車場を失敬したり、あるいは山頂近くまで乗り付けたりもした。
鳥居から山頂まで歩いて40分、と書かれているが、実際は
相当ゆっくり歩いてもそこまではかからない。
ちなみに私の場合、この駐車場からでも約20分だった。
通行止め表示が出ていた。
でも安心、迂回路へ、と書かれてある。
林道を通行止めして、拡幅し、その土を山頂付近の
駐車場の整備にあてるらしい。
山頂に駐車場ができるのか?と思ったが、町行事
のためのもののようだ。
これがその鳥居。
束の間の住宅地通過の後、ここからが登山道に入る。
心得が記されている。当然の内容だ。
すぐにゲートが登場する。したがって車では登れない。
でも道は車が通れるくらいだから、とても良い。
この道は古くから山頂の大パノラマや水神社への参拝者
で利用されていたけど、傾斜道で谷のような掘割が多く
土砂崩れが多かった、ということで拡幅とコンクリート舗装
が昭和58年に完成したのだそうだ。開発業者の負担で
行ったのだとか。
水道をポンプアップする設備が有る、とのことだが、これのこと
かな?
40トンの防火水槽や消火栓設備が有るとのこと。
林道は予告通り工事中だったので、これが迂回路。
迂回路もきれいに整備されていて、むしろこっちの方
が感じが良い。森林浴な雰囲気だ。
鳥居から15分もせぬうちに亀の瀬地区地すべり対策が
見渡せる場所に到着。
これが駐車場整備の場所だろうか。
すぐに山頂パノラマの場所だ。
展望スペースと、その下側に外周遊歩道が有る
360度パノラマ はよっ あせることはない。
到底写真などにおさまるレベルじゃないのだ。
まずは案内板を見る。
和州送迎太神宮之図(わしゅうひるめだいじんぐうのず)
(送迎と書いてひるめ、と言うのか・・・)が描かれていた。
やっぱりここは江戸時代にも眺めが良かったらしい。
明神山への参道は「送迎道(ひるめみち)」と呼ばれた
街道でもあり、畠田と国分を結んでいたのだそうだ。
大和と河内を結ぶ道の送迎越、というわけだ。
和州送迎太神宮之図(わしゅうひるめだいじんぐうのず)には
日の出、いや日の入りだな、を指さしている人々が描かれて
いる。昔から絶景ポイントだったわけだ。
ここから写真を何枚貼ったところで、その素晴らしさは
伝わることは無い。訪れるしかないのだ。
さきしまコスモタワーが見えている。
その手前は長居スタジアムだ。
あべのハルカスも見えている。
あれがこの山よりも標高が高い、と思うとすごいことだ。
明石海峡大橋も見えている。うっすら。
私がよく登る(っていた)空鉢護法堂(くうはつごほうどう)
もよく見える。あっちのほうが高いが、ここのような360度とは
また違った眺めがあそこでは見える。
悠久の鐘
誓いのテラス SORANI というのが有る。
ここはプロポーズにふさわしいロマンティックなスポット
だという、「恋人の聖地」に認定されている。
テラス・リングのデザインは奈良芸術短期大学によるもの
だそうだ。
ちなみに本日、多くの人が訪れていたが、残念ながら恋人達の
姿は無かった。でもここでプロポーズはなかなか良い。
山の上に有る構築物。
写真をいっぱい撮っている。
何故か。それは書かない。怒られるし。
円形に展望デッキが有る。
二上山の後ろには葛城山、その後ろには金剛山も見えている。
葛城山のロープウェイが見えていた。
畝傍(うねび)も見えている。
もちろん水神社にお参りして帰路についた。
せっかくのおでかけだったが、この日は天理ダム、白川ダム
高井田の横穴だけ立ち寄り、よき散歩となった。
posted by Shimneti at 13:53|
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