久しぶりに風屋ダムに立ち寄ることにした。先日もこの道を通ったが
ここ最近はスルーしてしまっている。
前回撮影したのが2010年だから、もう14年も経っていることになる。
1960年竣工だから竣工から64年。年季が入った部類になる。
コンクリートプラント跡の前に車を停めた。
この場所、絶好の位置にありながら、ダムはよく見えない。
コンクリートプラント跡。後ろの方は、木が鬱蒼としてしまっている。
2010年8月の方がよく見えていた。
天端方面へ歩く。
古いダムだけあって、改修が入っている。
いつもこういう場所には羨望のまなざしを送っているのだが
もちろん相手は人じゃないから伝わらない。
扉もガードも何も無ければ、きっと吸い込まれるように入っていくに
違いない。
イカす銘板だ。
慰霊碑もあり、手を合わせた。
こちらは前回来た2010年には無かった。
ダムの下流側を見るポイントがあまりない。
これが一番マシな感じに見える箇所か。
鉄骨のゲートの為の支柱が良い感じだ。
向こうの山に崩れが見えている。小原谷の源流源流あたりに
なるだろうか。
山間部はやはり崩れがあるな。
2010年8月だが、この時は崩れてはいない。
それにしても、あんな場所まで工事の手が入っているのも
またすごいことだ。
2010年8月の様子。
これはわかりにくいが、天端から下流側を見下ろしている。
法面の定点撮影をしていた。
定点撮影・・・私の苦手なやつだな。いつも適当に撮っている。
右岸のあたりを撮っているのだろうかね。
しかし、この崩れがダムの上流側で、この細尾根が崩れたら、
大決壊である、と考えると怖いことだ。そんな地形ではある。
2010年8月。右岸の様子は違っている。
定点撮影じゃないから、写ってる範囲が違うけどね。
風屋大橋が見えている。後であそこからダムの下流側を
撮ることにする。
こんなバルコニーの後ろには管理棟が見えている。
2010年8月。
ちょっと様子が以前と変わっているので、アップで。
十津川第一発電所の取水である、と勝手に思っているのだが
確認しに行ったわけではないので信用してはいけない。
横は管理棟だ。
あの板みたいなので取水の高さを変えている、と勝手に
思っている。もちろん信用してはいけない。
ここから左岸側を見る。
あそこにも何かが見えている。
2010年8月。左の木が鬱蒼としている場所だ。
これはただ見えていなかっただけで、以前から有ったんだな。
右岸到着だが・・・
工事していたので行かなかった。
下流を眺めながらのんびり戻る。
吊り橋の塔の跡っぽいのが見える。
2010年8月。あまり変わっていない。
なかなかスリリングな出で立ちであるよ。
下流の、あの風屋大橋のあたりに来た。
望遠でダムの下流側の姿を見ることができる。
先ほどの支柱の上にハウエルバンガーバルブが見えている。
堪能して参った次第。ご存知風屋ダムの奥地は冒険心くすぐる良き
場所多しだ。またゆっくり訪れたいものだ。(これがなかなか実現しない・・)