かなりの早朝だったと思う。記憶には無いけど、おそらく
ウミガメの道の駅で車中泊したはずだ。
雨のR42を南下していたら、こんなのを発見した。
これは新宮鉄道跡か? 調べる術が無いのは2006年だから
ではない。昔も今も飛び道具を持っていない、ということに変わり
がないな。
調べるために本屋が開く時間に行ってみることにした。
向こう側が見えてる。でも行くのはパスした。
なんでだ?わからん。
振り返るとR42
まだ塗装がハゲちょろける前のPZJを前に。
当時、オークワにスーパーセンターが有るなんて知らなくて、
さっすが発祥の県だ、なんて記念撮影した。
本屋が開くまで新宮駅をうろうろ。
みんな出勤の時間になって人通りが多くなってきた。
やはり新宮鉄道なのだった。そんなことも調べてなかったのかよ
という感じ。
ついでに御手洗、稲荷山のトンネルにも行くことにした。
熊野古道高野坂を下り、 海辺の線路へ出る。
新宮鉄道の橋は遊歩道になっているようす。
こんなに海の傍を鉄道が走っているなんて、
というか、今も現役でJRが通っている。
現役の線路に入らずして近づくことができる。
雨で一層不気味感が増しておる、御手洗の北側口。
トンネルの向こうは・・なんとなく光は見えてるか。
でもはっきりせんな。
どこまで行っても向こうがはっきりしない。
ここで有ってはならぬことが発生!!
振り返ったら、入口付近に人影が歩いてくるのが見えた。
暗闇で衝突は避けたい。
お互い懐中電灯など気の利いた物は持っていない。
どうする?
闇夜から声をかけた。
腰を抜かさんばかりの驚きの様子はうかがえたが、
その表情は見えない。
私「おはようございます この先 抜けれますか?」
わかりきったことを聞いてみる
S居のオヤジ(誰?)のような声のおっさん
「あ、あぁ、抜けれるよ」
私「釣りですか?」
S居声オヤジ「あぁ 磯へ出よう 思うてなぁ」
その後 二言三言。 結局 お互いの顔は見えぬまま。
そのままお別れ。
「こんなとこで人に遭ったん初めてや
あぁ気持ち悪っ おぉ気持ち悪っ 」
って言ってるのが聞こえた。。。あはは
御手洗 南側はこのような状態だった。
トンネルの途中で崩れている。と言ってもほぼ出口付近では
ある。
這い上がってきた。
さらに進むと南側の口になる。
なんだかわけわからんだろうけど、南側の坑口の裏側だ。
キョーレツなブッシュで引きの遠景は撮れずだが、
これが御手洗の南側になる。
引きの撮影は無理。
さらに進む。
稲荷山 北側。
こちらもなかなかの気味悪さ。
でも難易度はそれほどでもか。
入っての振り返り。
南側は明るく見えている。
稲荷山 南側。 こちらも負けずにモーレツなブッシュか。
崩壊が進んでいる。今はどうなっていることか。
こちらも遠景撮影は無理。
もと来たルートを戻る。
御手洗まで来た。
国道に復帰。