そのことについてはここに書いた。
ここは私達の原点だ。と言っても2013年だから最近のことでは
ある。私達って誰タチよ? と言うのはまぁさておき・・・
そんな場所が踏み荒らされ、ついには施設も撤去され、そして
書いただけで警察沙汰になる。いや、大切な場所だから
警察沙汰になってでも守ってもらいたいものだ。
今回の目的地はここ。取水堰堤。
白石工業では動力を水力による電気だけでなく、水力を
直接動力に利用していた。
それらの水車を廃墟の中に見ることができたのだが、
残念ながら今は撤去されて無い。
その取水をしていたと思われる場所だ。

2013年。林道を歩けるところまで歩いた。
写真ではわかりづらいが、歩くことすら許されない崩落地だ。
崩落していたって、たいがいの場所は何とか歩けるものだが
ここは段違いの崩落だった。

あれからどうなっているか、と見に来た、というわけ。
ほぼ何も変わっていなかった。

誰かの踏み跡が出来ているだろう、と期待して来たが、
やはりそんなレベルではなかった。

しかしながら、ほら、だれかのロープが。
かなり新しい。2か所ロープが残置されていた。
でもロープを残置する、ということは、プロの仕業か。
素人は回収するでしょう。

もう一か所はこれ。
ものすご〜く迷ったが・・・

やっぱりこうなった。
自分のを降ろすことにした。
車にロープを取りに戻る。
往復1時間のロス。
馬鹿だなぁ。わかってたのに。

スパイク付の足袋も持ってきた。

いったん谷底まで降りて、林道へ登り返す。


現着。九十九折はコンクリート敷。ところどころ補修されて
いた。




堰堤の残骸と思しき物、のみ。

せっかくロープを持ってきたから砕石の上部に降りてみた。


先の写真の撮影場所。なんとなく踏み跡が有るのが気持ち悪い。
足場悪し、撤収。。

なるほど〜な写真がこれ。

【2021年12月26日追記】
2019年の4月、久しぶりに白石工業の対岸に有る鉄管を
登った時の写真に、件のものが写りこんでいたのをみつけ
たので、ちょっと拡大して貼っておく。





なにやらおもしろいところまで行ってますな〜〜
堰堤の残骸、その先にポンプ所が・・・。
ロープで降りるのも大変なので、空から見ているだけにしますーー。
例の建物、察しがお早いことで。
あれだけ取り残されているのがなんでかなーー。
またそのうちに!
全然落ち込んでなくてよかったです。難所での撮影データの
ことばっかり気にしていてちょっと笑いました。
銚子も山県もこの冬には行っときたいものです。
またよろしゅうお願いします。