M氏が賀田発電所跡に連れて行ってくれた。
あの有名な鳥越隧道の林道入口近辺だ。

海山の道の駅でM氏の車に乗り込んだ・・・
乗り込んだが最後。次の瞬間、ここだよ。わかる?ここ。
新宮と那智勝浦の境目。大雲取の麓。一気に南下だ。
尾鷲界隈で遊ぶんだな、と思ってたら大間違い。
どこに連れていかれるかわからない、この人。相変わらずだなぁ。

どこに行きたいか、は、すぐにわかった。
関電滝本発電所?いやいや、そんな甘っちょろいもんじゃない。
滝本発電所だって、たいがいな山奥だが、さらにその奥地。

あの導水・・・。かねてから私も行ってみたいと思っていた場所だ。
私にとっては、これの続きだ。

ここへ行くルート自体は、有名な熊野参詣道、中辺路に有って、
久しぶりの訪問となる。25年ぶりくらいか。

大雲取の地蔵茶屋跡だ。新しくなり、すっかり様子が変わっていた。


新しい地蔵の居られる祠。

目的地はこの林道の先。

熊野参詣道は一部崩落しているようだ。

石倉峠までが通行止。いみじくもまさに本目的地へ続く
林道へ迂回せよ、という話だ。40分余計にかかるらしい。

なるほどなるほど。

だからと言って、この林道だって結構な崩れようだぜ。

林道を進むと、程無く、一目でそれとわかる階段発見。

迷うことなく、降りる。

そこには堰堤が有った。



おっ、あんなとこにうずくまっている人が居る。
きっと悪いことをしているに違いない。
(もちろん、そんなことはない)




下流側から堰堤を眺める。


下流側。



水路の上を歩く。この先にきっと導水の坑口が有る。

有った。




ほほぉ。
いやぁ、満足満足。
さぁ、帰ろ。
ありゃ? 居ないじゃない。M氏。

巡視路。

さては・・・ 行ったな。
と言うか、行くのかね。これ、かなりの山越えやで。
しゃぁないなぁ。

山越えした。

何やら、出てきた。

おほほ。もう満足したよ。





ボタバ谷、と書かれていた。どういう意味かね。

さぁ帰る。 でも、そうはいかないんだよな。

やっぱり・・・
真っ暗だ、っちゅうのに。発電所着。
これ、車でもまったく違う場所から登りなおさないといけないから
結構な距離有るんだよね。この人、面倒くさい、なんて思わない
らしい。
尾鷲でコメダして帰った。





うずくまっている悪い子ちゃんでござんす。
なにやら更新している気がしたので、見てみれば・・・あらら、おもしろいこと書いてありますなーーー。
瀧本發電所の支流へのルート、だいぶあの後地図で探したのですが、若干のロッククライミングしないといけないそうで、アレに行ってきてもらおうかと悪いこと考えております〜〜。
それと、朗報か悲報かわかりませんが・・・
N地方への移動はなしになりました。
まだまだA県におりますので・・・
またあっちゃこっちゃ行きませう!
そ・れ・と・・・。
初めて会った鉱山に何やら裏口があるそうですよ。
また雪解けか雪が溶結つあって凍りつつある近々に様子でも見に行きませう。
ではでは〜
ちょっと長いけど、きっと削りまくってもこの時間なんだろうね。探して
みましたけれど、他にこういうことを動画にしている人は居ないように思い
ます。ダムのマニアにあらず、インフラとしての電力の、日本が歩んできた
開発の歴史と未来を示唆する内容を、やっぱりマニアの視点で、ということ
になるんじゃないかと思いました。永久保存版ですよ。と、こんなとこに
書いたって何の宣伝にもならないけどね。
N地方は無くなったとね。どこになっても行くとこが広がっていいですな。
またよろしくお願いします。332Ahって、バッタもんの電源を悪用修理して
車載しとんのやな。