やって来た。まだハイペースなほうだ。
親子ほどの年齢差が有るが、友情に年齢など関係無い。
ミステリアスなM子は、今回はミステリアスじゃなくウラル山脈
のM子になって登場した。そしてLEDがパワーアップしていた。
どんだけLED付いとんねん、っちゅうやつや。こりゃ夜まで
探索になんのやな、ということか。この人、会うたびに何か違う
ことをやっている。
そんなわけで第22回目のM子ツアーはなんとあっさり紀宝町
まで連れて行かれた。
こんな明るい開放感の有る場所に到着。
この後、南紀をなめたらあかんよ、というのを思い知らされる
羽目になる。
「START」と「GOAL」
こんな表現、ふさわしくないと思うんだけど・・・
そんな手軽なハイキングを促しているような看板が
ある。
相野谷川・電気の谷往復コース。
ハイキングでしょ。これ。
甌穴も有る。
看板より。
相野谷川の吊り橋。
ハイキング気分でスタート。GOGO。
発電所まではすぐ。
看板に有った吊り橋はもう無かった。
小登橋。平成25年7月竣工、と書かれていた。
橋を渡ってから見たプレート。
余水のほうからバンバン流れ出ている。
橋を渡る。
関係者用は普通の階段だが、一般用は螺旋階段だ。
螺旋は法改正で非常階段ではもう見かけることは無い。
裏手はちょっとした休憩スペースになっている。
旧相野谷川吊り橋の写真や、発電機の水車の写真など
が有った。
望遠で。この後、あそこまで登って行くことになる。
おっ、ここからが水路への道だな。
あれ?M子はあんまりお勧めな顔をしていない。
すでに行ったことあるからだな。
いや、それだけじゃない。その理由はすぐにわかった。
急登一本調子。ハイキングちゃうやんけ。
やっと水路が見えてきた。
すでにヘロヘロやがな。
まぁまずは発電所の施設を見ておくか。
ここから落差で発電所へ行きよるんやな、という場所だ。
よし、こっからは水平だ。
これぞハイキング。
ハイキング・・・にしては 何か長くないか?・・・
延々続いておる。
歩いても歩いても・・・
やっとなんだか開けてきた。
おぉ、遠くに堰堤が見えてきた。でもまだまだやのぉ。
望遠で。
望遠。もうこっから望遠でええわ。
M子は、後ろの方で旧の宇治川電気の杭をめっけたりして
遊んでいてなかなか来ないし、もうここで「行ってきたで」
言うて引き返してもええな、思った。
でもせっかく来たし・・・
やっぱり近づいた。でももう15時半だよ。M子がこれで終わるわけ
ないしな。のっけから先が思いやられるな。
目の前の堰堤に、元気復活。
いろいろ見て回った。
甌穴だって有るよ。
これぞチロルの威力だ。
道中遊びすぎてなかなかやって来ないM子と合流して
引き返した。
おっこれが宇治川電気の杭だな、わかるかな?
やっと振り出しに戻ってきた。
1時間半のハイキング。目的地でもない場所でもう16時回ってるよ。
紀伊半島の山は、パッと見の地図ではわからん深さがある。
会うたびに何か始めているのかどうかは秘密です〜。
たぶん、次お会いする時はちょっとややこしいM子になっていると思います。
それと、暫く旅に出ます。
水力調査で何処に現れるかはヒ・ミ・ツ!
またコメダでお会いしませう。
なんすか?このRPM78、78回転の古いレコードでも聴いてるのかな?
水力調査、そこは変わらないですよね。
水力発電事業でもやるのかな?すでにややこしいと思ってるから
少々のことでは驚かないですよ。先日は30回記念だったですが、
31回目でおうかがいすると。ではいつになるかわからないその日
に。 お気をつけて旅に出て下さい。水力めぐりでしょ?