
狛象じゃない阿吽も居るようだ。

立派!!
しかしながら、先程の狛象、阿吽のイメージから、私の中では
観光施設の延長線上だと思っていた。
従って恐れることは無し。平気で近づいていく。
例えば、この同じころに行った犬山の鞍馬山教会や養老山の
ふもとにある世界統一宇宙偉令大法塔など、緊張感が有った。
特に養老山のほうは現役だから最大限の注意をはらって
行ったものだ。

近づいてみるが、廃墟であることには違いない。
それなりに傷んでいる。











ここにはガラスがはまっていたようだが、下に落ちて
割れていた。



謎の穴が開いており、覗いてみる。

中に入れるのか。




塔の裏手にも登り口が有った。

扉が有り、中に入れるようだ。
この時は入らなかったが、後で入ることになる。



一旦山を降りた。

帰ろうと思っていた矢先、もっと怪しい入口を見つけて
しまった。またまた車を降りる。

場所はここだ。


これもうれっきとした入口だ。
しかし微妙に現役のようす。



門を入って真っ直ぐがメインのようだが、まずは左に行って
みる。なぜなら、こちらが現役の様子だからだ。

この錆びた駐車場の看板。これにて「古津楽苑」ということ
がわかった。
しかしこの「苑」の漢字のイメージが、観光施設じゃないよう
に思われた。


とりあえず進んでみるが、この建物だって廃墟とは言い難い。
あまり使っていない物置、として現役なのだろう。

進んでいく。


現役の車が居た。

現役のホテルの反対側に繋がっていたのだ。
ここはそそくさと出ていく。

看板が落ちていたので見ていく。

平和塔(仏舎利塔)
御有志のお願い
高さ九00センチメートル
Aコンクリート製
・
・
ミカゲ石製
蝋燭燈台
献燈のメニューのようだ。
10万円とか30万円と言った数字が並んでいる。



こちらの看板は「古津楽苑」ではなく「古津園」となっている。
もう何が本当かわからなくなっている。

このまま探索を続けても良いものか迷ったが、やはり継続
した。

パチンコ百万ドル。
探索を続けてもいいよ、と言ってくれているみたいだった。
寺にパチンコはあるまい。

メイン道復帰。




庭園の遊歩道か、と思わせるようなのが有った。

橋がかかっている。

ピカデリーの看板も有った。
洋画ピカデリー。映画館か。

遊歩道の回廊を歩いてみる。


こちらにもピカデリーの看板がある。





メイン道に復帰。


道はかなり荒れてきた。

キノコのような休憩場所が登場。

これまた乙な感じ。ちょっと気持ち悪いけど。

さらに上る。

檻のようなのが出てきた。
動物も飼っていたのか。


道の荒れもピークに達したか、と思われるところで、先程の
塔に到着。


不思議なことに、塔の入口が開いていた。
私以外にも訪問者が居るようだ。

ではちょっと入ってみる。

先程覗いていた穴を反対側から見る。

何やらごちゃごちゃと置いてある。

紙袋のようなのが有った。
祝 岐阜 平和佛舎利塔 落慶記念
一枚もらっていこうか、とも思ったが窃盗になるからやめて
おいた。
いや、これもう入ってる時点で犯罪だな。
長居は無用。




まさか2回も登るとは思っていなかった。
金ピカの像に謝意を表し、今度こそ山を降りた。


すごい話だな、と思いました。見る影も無く、どこがどうだか
わかりませんでしたが、今はさらにどうなっていることやら。