ついていたタイトルでした。
養老山なんてすぐに登れる山です。なんと大仰な。


そう、「めざせ養老山」とは?
「めざせ養老山・・のそばのオーバルタワー・・」
だったわけです。世界統一宇宙偉令大法塔。


オーバルタワーへの正規のルート、当然ちゃんとした
道があるのですが、3つの事業者が連名でゲートを
かけてあります。
「農園」と「お茶」と「宗教」 そんな感じです。
これら3つの事業者はお互いに関係は無いのか、
はたまた同一事業者なのか。
いずれにせよ、このゲートにたどり着くまでにも農園
関係であっても、進入禁止などの表示がされている
のです。
私の動物的勘では、「これは丸腰で行ってはいけない」
というものでした。



2007年、私は何日かかけてオーバルタワーが見える
周辺の林道をすべて制覇しました。
そこまでやっておきながら、私は重要なことを忘れて
いました。
合法的にオーバルタワーに到達したいのならもう一つ
ルートが有るじゃないか。でもすんげぇ遠い。
ばっちりルートは有るのに国土地理院には出てない
不思議。
もちろん私は登山準備万全で早朝から実行に入りました。
そして・・難なく付近まで到着したは良いが、むしろここから
が最大の難関。無人ではありませんでした。
「あっ、ちょっと間違いました」で済むのは入口まで。
私のめざすは最奥地にあるのです。
この時にとった私の行動は、とても悪意があり、書くことなど
できません。
そこは予想通り某宗教の聖地、御苑。開放された空間で
ありながら、不法侵入者を許容する雰囲気にはありません。
しかし私は、あわてず落ち着いて静かに宇宙創造の神の力
を感じながら佇んでいた・・・
あれから10年足らず。もう一度行ってみたくなった・・・
理由はカメラ。オーバルタワーの先っちょに載っかってる
秘紋が刻まれた純金の冠。これを撮影してみたい。
2007年に比べ、防犯カメラなどの設備が進歩してるんじゃ
ないか、ということが気になって、さらに別の方法を採ること
にしました。悪意ありありじゃないか。だから書けない。

果たして満足。 再訪することは無いだろう。(廃墟になったら
別です)
御苑にはミニオーバルも有りました。その他少し廃っぽい
タンクとその小屋。卵のようなシェルター。窓が付いていた
けど曇っていて中はよく見えない。しいたけのような謎の
施設。集水か。風見鶏の乗っかった建物。
きれいに清掃されていました。
降りてきたところに有るバスの転回場は草が生えて少々
廃な感じ。
聖地なので気持ちは清らかに。
侵入した、ということ以外の行動はすべて清く正しくモラルに
即して・・・・ きわめて勝手なものです。