とある金曜日の夕方、
職務上地図を見る必要が有ったので眺めていたら、
「こ、・・こんなとこにトンネルあんの知らんぞ」と言うのが
出てきました・・・
私は完璧主義とは正反対で、常に適当ですが、地図に
描いてあるか、ないか、くらいは押さえているつもり
だったのに。・・・単なる見落としですが。
会社の帰り、と言うか、そのまま直行。
夜中には隧道の前に居ました。
まずは庄の方からのアプローチ。
予想に反してダート。なかなかええ感じや。
フラットダートを進むと分かれ道。
目指すべき右側は×と描かれている。
熊野古道は左側なのでしょう。
分かれ道を過ぎると、やがて道はフラットダートとは
言えなくなります。
しかしまぁ良い方の部類です。
道が苔むしてきました。穴が近い証拠です。
ほらほら見えてきました。
こういうことか。 通れないようです。
望遠で見ると、うっすら崩落しているようなのが見えます。
扁額は、無くなってしまっているのか。
何というトンネルかわかりません。
トンネルを通れなかったので、国道で反対側の浦神側
へ向かいます。
こちらには看板が出ていました。庄にも有ったのかもしれ
ませんが、見落としたのか。
こちらもフラットダート。
そして、熊野古道・・・
しかし・・・こちらは車でトンネル前には行かせてくれ
ませんでした。途中で崩落。
ここからトンネルまでどれくらい有るのでしょうか。
とにかく車をこのまま放置して懐中電灯の明かりを
頼りに歩くことにしました。
こんなクソ夜中に登山道でもない道を歩いてたりなんか
したら職務質問に遭いそうだし、言い訳も難しい。
何か建物が見えてきました。
水の施設か。夜中だと不気味なものです。
見えてきました。大した距離ではありませんでした。
こちらも柵があります。
こちらも扁額は無くなっています。
こちらからも望遠で。
崩落点でしょうか。こちらからも望遠で向こう側、庄の方
からと同じくらいの距離に崩落点が見えます。
このトンネル以外と長いです。
こんな距離を抜いたのだから、必要性と情熱、苦労も
あったはず。このまま捨ててしまうのでしょうか。
行く末の気になるトンネルでした。
無事わが車のライトが見えてきました。
仕事の帰りに探索に行って来たのでしょうか。確かに気になったら早く行ってみたいものですが・・・
夜だとブログを見ている側はちょっと不気味で楽しいですが、1人で行くのは恐いですよね。
夜・・・ そうなんですよね。もともと 平日の仕事帰りの夜に
意味無く滋賀、岐阜、三重あたりを徘徊していたのですが、ブログ
を始めてから昼間、ちょっと意味の有る徘徊をするようになった
次第です。 なので行ったというだけで、あまり意味が無い記事
ばかりですが、よければ引き続き見てやっていただきたく。