カテゴリ
ダム・発電所(334)
鉱山(62)
林道(59)
隧道(116)
(19)
鉄道(61)
その他(121)

2016年01月11日

宮前発電所 中部電力

もう一年以上前の昼下がり。突然思い立ったようにここに
来ました。
茶畑の手前に車を停めて川への斜面を降ります。
01.jpg

この発電所、車から最もアクセスの良いルートはここです。
02.jpg

斜面を降りたらもう見えてきます。
03.jpg

こんな小っちゃな写真ではわかりにくいですが、なかなか
見応えのする風貌をしているのです。
04.jpg

05.jpg

配置が面白いのです。
06.jpg

川の流れ中央近くまで引っ張られた放流口。
07.jpg

08.jpg

余水の放流口。
09.jpg

余水から出てきた何かを捕えようとしているようにも
見えます。
10.jpg

余水路のすぐ上には上部水槽
11.jpg

そして川は、豹変する激しさを秘めた感じ。
水位がどこまで上がるのか、は後で発電所を見てわかる
のです。
12.jpg

さらに目を引くのは、この沈下橋と、その後ろの穴。
13.jpg

素掘りです。
14.jpg

穴の向うには、別の支流の明かりが広がっています。
15.jpg

行った人にしかわからんこのイメージ。
16.gif

沈下橋。激流に耐えるこの感じがまた良いものです。
17.jpg

大正の時代に出来た発電所。
この不愛想なアプローチにも、幾多の災害と戦火を乗り越えて
のもの、と考えると凄味があります。
18.jpg

階段を上がる途中から見下ろす穴。
19.jpg

その左には先ほどの放流口が延びています。
20.jpg

なぜこのようなことになっているのか・・・
理由はわかりませんが、支流、激しい流れ、に関係
しているのでしょう。
21.jpg

階段の先は発電所です。
22.jpg

階段を登り切ったところで右を見ると・・・
おっ!となる出会い。こんなとこでトンネルに出会うとは。
23.jpg

24.jpg

走って行きたい気持ちを抑えて、左を見てみます。
気持ちを抑えてまでも見たいものがこちらにも有る・・・
25.jpg

フェンスから見える発電所建屋。
26.jpg

搬入門。
27.jpg

建屋横には下出江と同じく過去の災害のすごさを語る印が
あります。
上から
伊勢湾台風水位:昭和34年9月26日
台風26号時水位:平成6年9月29日
台風10号時水位:昭和57年8月1日
伊勢湾台風以外は自分の記憶にも残っているものです。
28.gif

発電所敷地内からは上部水槽へのルートが見えています。
29.jpg

そしてさらに続く壁。
30.jpg

壁である理由は先ほどの災害の印が物語っています。
31.jpg

その左を見るとあの穴の向うの支流です。
32.jpg

この壁の下で水はあの穴に吸い込まれていくのです。
33.jpg

穴の上の斜面にも登ってみました。
ちなみにこの斜面の上には古い水路があります。
34.jpg

2号鉄塔が有って
35.jpg

水路(跡)
36.jpg

昭和32年3月 水路復興記念碑 とあります。
37.jpg

38.jpg

水路は現在の宮前簡易水道の取水近辺で終わって
います。
簡易水道の水源地は、それはそれで面白い場所だった
ので、またの機会に・・・はあるのか・・・
39.jpg

話は元に戻して・・・
一見行き止まりに見えるこの先には林業ルートが確保
されています。
40.jpg

次の瞬間・・鉄扉の裏側です。
41.jpg

意味ありげな広場です。
42.jpg

明らかなる道が続きます。
43.jpg

土石採取禁止の錆看が見えます。
44.jpg

あの穴の反対側。
45.jpg

46.jpg

道は続き・・・
47.jpg

秘境の滝も拝めます。
48.jpg

49.jpg

この辺りまでは機嫌よく進んでいたのですが、ちょっと
見上げると林道が見えていたので、ばかばかしくなって
引き返しました。
50.jpg

戻って、やっとあのトンネルへ。
51.jpg

右手には余水の放流口が見えます。
52.jpg

上部水槽には行けていないので詳細不明ですが、
手前は、谷の水のパスか上部水槽の余水のさらにOFか
何だか。
53.jpg

54.jpg

越えると、余水の鉄管。
55.jpg

56.jpg

57.jpg

58.jpg

その先にはとても低いトンネル。こりゃ楽しい。
59.jpg

60.jpg

61.jpg

反対側。なんでこんなことになっていることやら・・・
62.jpg

発電所へのもう一つのルートになっています。
63.jpg

64.jpg

65.jpg

林道に合流。
北畠具教(とものり)御首塚まで200m とあったので
ちょっと寄道しました。
66.jpg

これのことでしょうか。
67.jpg

もと来た道を戻りました。
68.jpg

69.jpg
posted by Shimneti at 01:55| Comment(0) | ダム・発電所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: