ここから歩きです。

ヘリポートの前。
おっ、なんだかにぎやか。
これはひょっとして、期待できるかも・・・
って何が?
そうなんです。真立に行きたかった理由。
珍しいバットレスを見に行くことと、水口建設産業・・・
バットレスよりもっと珍しいかもしれない、現役のトロッコ、
パジェロ号の動いている姿を拝めるかも。
俄然やる気が出てきました。

橋を渡る前に、ちょっとこの左へ。

索道も・・これも今日は稼働してるね。期待大。

見上げると、

サージタンクもすぐそこに見えています。

そんなわけで、一気に高度を上げます。

今回は天気も時間も余裕。前回と違って巡視路を登ります。

20分足らずで水平歩道。
草刈り機など、人の気配ぷんぷん。
けど、人影はありません。休憩中でしょう。



索道の動力はこの中のようです。


荷物用ですが、乗ってみたいという衝動も起こる出で立ち
です。


下からのイメージ通り、小さめのタンクです。

ここからは水平歩道。散歩気分です。
今はここをトラックが走りますが、昔はトロッコだった
ようです。

早くも軌道跡が出てきました。



道中、親切にも第6横坑降り口と書かれています。
そう書かれていなかったらいちいちわざわざ降り
ないような道が付いています。

ちょっと降りてみました。

中はハッチになって水路の点検時に利用されて
いるようです。

開けたところには鉄塔が居ます。

水平歩道には、横道でこれらの巡視路が続いて
います。

視界が開ける場所はそう多くは有りませんが、
目指す場所が最初に見えるところに来ました。

望遠ではっきり見えます。距離はまだ有ります。

真立バットレスと言っても調整池なので、まだ上には
水圧鉄管が這うように続いています。
小口川第三です。取水元の祐延ダムからの水を
真立バットレスへ。水はその先は小口川第二へ行き
ます。

あっという間に現在の軌道の始点に到着。

今は使われていないであろう冬期歩廊は物置状態。

いま乗り付けたようなトラックが居ます。人の気配。
でも人影は無し。
これはみんな、この先トロッコでお出かけ中だ、きっと。



ここからは鉄路の上を歩きます。


多くの猿を見かけましたが、見張りの猿が鎮座
しています。

線路がこんな状態でも、ゆっくり走るトロッコなら
平気のようです。



こんなに狭いところもトロッコなら平気。


これも平気か。



ちょっとは近づいたか、真立バットレス。
