語尾の乱れはご容赦を。
役員が来て、どんな指摘をしようが どこ吹く風の
会社のワルオ達が、点検の職務もそこそこに何やら
発見したらしい。
山の中腹に光る建物が出現したと。
これは新たなる課題!!
さっそく、その「見える」という現地に急行。
この赤丸のとこ。
こりゃ野登山やな。
ワルオ達いわく
・めちゃはっきり見えた。
・朝は光ってた。
・四角い建物っぽい。
これらの情報から、TVの反射板か林道の腰壁が
どっちかのはずやと思った。
「あれはな。 野登山や。あのアンテナが目印やで。
7合目くらいに夢創庵言うてな、ええ感じに勝手に
やっとるおっちゃんがおんのや。NPOやて」
どや顔で説明したっとるねんけど、いっこも聞いと
らんわな。

仕事で使ってる安もん乾電池カメラだと、これが限界。
しかし・・・
望遠鏡で解決してしまいそうな内容。

さっそく土曜日、もうちょっとまともなカメラを
持って出かけた。
将来の工場用空地に侵入。

ズーム。
もう解決や。反射板やで。


終了〜。

家に帰って、写真をあさっていたら、2003年に野登山
に行った際に撮っていたのをみつけた。
これですわ。2003年の写真。
そんなわけで、久しぶりに野登山に行ってみたくなった。

あらためて、次の日の日曜日、野登山の入口に
やってきた。
なんやかんや言うて、こんなもんに二日も費やし
とんぞ。

なんかしばらく来んうちにええ感じになっとる。

こんなのもできとる。 がんばっとんな、夢創庵の
おっちゃん。



林道をしばらく進んだら・・・
おいおい 通行止めかいな。
こら文句言うたらなあかん、思うて車から降りて
行ったら、なんと おっちゃんやった。
「なんや、おっちゃんかいな。道なおしとんのか?」
「○○がな、 なんぼ連絡しても何もしよらんのや。
せやから全部自分でやんのや。」

おぉぉ、本格的やがな。
おっちゃん、もう7、80くらいになるんちゃうんかね。
元気いっぱいや。 12年ぶりやけどちょっとうれし
かったわ。


さてさて、 このまま車で山頂へ向かって・・・と思ったら、
なんと夢創庵の前でチェーン規制。

夢創庵に車を置いて歩く羽目になった・・・
・・・と言うより・・・

なんか様子が変。

草刈りは綺麗にされているけど・・・

もうやってないみたい。夢創庵。
何かちょっとさみしい。
もう飽きちゃったのかね。



でもまぁ元気いっぱいだったし、何か活動はしてる
みたいだし、
ここにちょっと住んだりもしてるのかもしれん。




廃墟っぽいとは言え、これだけ綺麗にするには
やっぱりかなりのパワーはかかっていると思う。



12年前、2003年の夢創庵。
このころは、もうちょっと頻繁に来てた。





おっちゃんが「ちょっとこっち来てみぃや。」
森の中を付いて行ったら、風車が登場した。

そん時、こんなこと言ってたな。
「もう山降りてな、下で自然の関係のことやるんや。」
今はもうそんなことをしてるのかもしれん。








なつかしい思い出をありがとう。夢創庵。

風車にも行ってみたくなった。
立派な道が付いている。 この道作るだけでも
かなりの金がかかりそう・・・
やっぱすごいな、おっちゃん。

風車はもう倒してあった・・・

小屋ももぬけの殻。


まるで飛行機の廃墟のようだ。









忘れてた。 本題の反射板はこれ。









昭和58年・・・ つい最近のような気がするけど国鉄時代やった
んやなぁ。


夢創庵を背に、このあと歩いて
野登寺、アンテナ2箇所、国見石、
そして、もちろん山頂も踏んできた。
その話はまたいつか・・・

