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2014年10月03日

奈川渡ダム

上高地に行く時などに通る奈川渡ダムですが、なかなか
立ち寄ったことがありません。
天端が国道になっていて、勢いよく通り過ぎてしまうのです。
のです。
今回は大白川の取水堰堤にも行ったので、これまたついで
に立ち寄りました。
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影が面白い感じになっていました。
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天端は相変わらずの通行量です。何も通ってない
瞬間を撮るのは難しいほどです。
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右岸サイドです。
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右、梓川。  左、奈川。  合流地点でもあります。

ダム湖に沈んだものはいろいろ有るのでしょうけれど
今はよくわかりません。
対岸はなかなか行きにくき場所となっています。
静かな山に眠る廃道を訪れてみたいものです。
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アンカーのようなものが見えているのは、現役なの
か遺構なのか。
すべてのものに意味が有るはずです。
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右岸から見る左岸にも面白そうな場所が見えています。
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思えば昔からこういうところに乗っかるのが好き
でした。今は思ってるだけでなかなか実行しませ
んが。
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ここを上がれる、というのを知りませんでした。
上がっていればまた良い景色も見られたことでしょう。
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道路を挟んでのテプコ館は、閉館中ですが、トイレとして
1Fを開放されています。しかし毎日ではなく、時間指定も
あります。
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これが入口。
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建物脇には・・・緩い通行止となっていました。
ここからの景色が良いというのに。
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いよいよダムの下側を向いて撮ります。
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アーチの高度感(実際も高いのですが)も相まって
この谷、川のすごさがわかります。
しかしこの川は下流の水殿ダムの調整池にあたる
ので、川と呼んでいいものかどうか。
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ダム直下の発電所までのルートは残念ながら一般は
入れません。
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興味のある構築物がたくさんあります。
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隧道に蓋をしたようなやつもあります。
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下に見える建物は安曇発電所3〜6号機です。
こちら揚水兼用となっていて、瞬発力に対応
できるようになっています。
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下流遠くには、謎の隧道が見えています。
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フェンスらしきのがあるし、人工的です。
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天端から直下を覗き込みます。
この込み入った感じが好きです。
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扇形の方は安曇発電所1〜2号機です。
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水車が展示してあるのでしょうか。
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一般は入れないルート。
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斜面の込み入ったところも好きな感じです。
行かせてもらえないところが、なお一層魅力を増して
いる気がします。
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斜面にへばりつく階段も、点検などでは利用されている
ことでしょう。行ってみたいものです。
ダム建設の壮大さがうかがえる立地です。
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望遠では通ってきた道や洞門が見えています。
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左岸側にきました。バス停前です。ガンクレみたいなのが
ずどんと有ります。IHIの60tいけるやつです。
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バス停は結構眺めの良い場所にあります。
そこから身を乗り出して撮影。
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端っことか隅っこは何かいい感じがあります。
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ここからのアーチの眺めもいいです。全体がわかり
づらいのが難点。
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禁断の場所からもこっそりあげておきましょう。
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奈川渡トンネルの上も歩道で渡れるようになって
います。ちょっと行ってみましょう。
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展望台とは言えませんが、これはこれで良い感じ
です。
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道を渡って降りてきました。
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施工鹿島建設です。
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次の日、仕事なのに超スローペースで三重に帰り
ました。久しぶりの野麦峠越。
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若干の反響といささかの抗議に相まって、こっそり追記
しています。

上高地や乗鞍など、そのほかもいろんな目的でここを
通られるかたも多いと思います。
そう、あのトンネルの中で二股に分かれている場所です。
かなりの交通量で、明るい時間にこのような写真を撮る
のは困難なほどです。
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そんな中で、ここに美貌のまなざしを送る人も多いのでは
ないでしょうか。(小さな隧道が隠れていいます)
私もそのうちの一人でした。
そしてここが現役だったころを知っているかたもおられる
ことでしょう。
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交通量の多さから、今までここに立ち止ったことが無かった
のですが、車を安全な場所に停め、いま歩いてやってきて
いるのです。
ひっきりなしに通る車からの視線を背中に、この小さな穴
を見つめています。
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腰を低くかがめるとその穴が貫通していることがわかり
ます。
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中を覗き込むと、落書きの跡からここが開放されていた
時代が有ったことがわかります。
そして、奥に続く道・・・
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しばし考えること5分。
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見下ろす。なかなかの高度。これはロープか。
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しかし交通量の多さとカメラも監視しています。
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次の瞬間、ワープしていました。
本当にちょっとの区間なんだけど、相当に危険。
絶対に真似はしないでもらいたい、などと偉そうなことは
言えない、とは思っています。現地に立ってみたらわかる
ことですが、同じことをする人は同じ装備と腕以上のかた
のことでしょう。
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先ほどの反対側です。
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背の低いトンネルです。
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外界の交通量は相変わらず。
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道は続きます。せっかくなのでちょっと進んでみます。
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しかし、もはや荒れ放題。
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しばらく進むと小屋が見えてきました。
何でしょう。
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こうやって見ると売店のようにも見えます。
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さらに進むと、またトンネルが。
なかなかに楽しませてくれます。
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こちらもまた背が低し。
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こちらは出口で急に曲がっています。
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そしてまたこのような道に。
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ここであらためて立入禁止が出てきました。
絶対に誰もいないような場所でありながら、独特の
背徳感が押し寄せてきた瞬間でもあります。
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その先、階段への分岐が登場します。
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松に邪魔されて、痛い目にあいながらも登ってみます。
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展望台だったのでしょうか。
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しかし、すでに松に占領されてしまっています。
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ダムとは反対の方向ですが、何も展望できません。
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苦労して来たにもかかわらず、この展望の無さに
失望はかなりのものでした。失望のなか階段を降ります。
松が痛いし。
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帰るか、と松の合間を漕いでいたら、一筋の明るみが・・・
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もう一つの階段を発見。これぞ天端から望遠で見えていた
場所です。
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この風景をまさに望んでいたのです。
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失意が喜びに変わった瞬間でした。
ここでゆっくり珈琲でもいただけばいかに幸せか
とも思いますが、小心者の私には暗闇からこんな
明るい場所にポンと出てきて、見られてるんじゃ
ないか、という思いの方が強く、何だか落ち着か
なかったことは確かです。
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そして大失態。この丸い展望台からさらに下へ梯子が
降りているのですが、写真におさめていませんでした。
再訪したくても予定は無し。
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posted by Shimneti at 01:57| Comment(2) | ダム・発電所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは

謎の隧道にフェンスがあるとは気が付かなかったので、紅葉を見に行くついでに、確認してきました。35mm換算、500mmで何とか確認出来ました〜

>禁断の場所
たぶん、あそこだと思うのですが、よく行きましたね。凄いです!。

Posted by のらねこまーく2 at 2014年12月20日 17:57
ねこさん毎度です〜。アベノミクス逆効果ですっかり
貧乏ひまなし休みなし状態です。謎の隧道は舟以外では
なかなか近寄り難い場所ですが、遠すぎてちょっとそん
な情熱も沸いてこない心境です。私も望遠更新したので
もう一度天端から撮りたいものです。

禁断の場所はたぶんそれです。道中の独特の反道徳感
のほうが楽しかったのですが、あまり誰もあげてなか
ったので・・と思ったら3Aさんがダム便覧にこっそ
り投稿してたから自分もあげときました〜。

ではまたよろしく。
Posted by shimneti at 2014年12月23日 09:38
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