いつものように、あまり何も考えず、また何も
調べず、ふらっと旧比奈知発電所でも見に行く
か、と出かけました。
持っていたのは、いつもの人文社の地図だけ
でした。
発電所の記号が有ります。平成11年に完成
の比奈知ダムはまだ描かれていません。
現道が、この地図で点線で描かれている道の
はず、と判断した私は、点線の道のカーブを目印
に発電所だった場所を勝手に考えていました。

それは現地図で言うこの場所とちがうか?
ほら、もう間違ってるでしょう?
家で冷静に見たらすぐわかることなのですが、
現地だと間違いに気づかないんですよね。

現地に着いてから、適当に何か手がかりが無いか、と
探し始めました。
しかし、そんなことを書かれた看板などは無さそうです。

ダムの右岸側を歩きながら、望遠で対岸の左岸を
見る作戦にしました。

こんな具合に遊歩道らしきのが有ります。

なかなか良き眺めです。

遊歩道は、素晴らしく整備されているわけでもなく、
かと言って荒れ放題、というわけでもなく、なかなか
自分の好きな雰囲気です。

そしてねらった通り、ところどころ視界が開けて
います。

さてどこに有ったのでしょう。


道はこんな感じで続きます。

堤体が遠のいていきます。

やがて車道に近づいてきたようです。

車を置けるスペースが有って、ちょっとした展望
ができるのでしょうけれど、少々草が生えています。
しかし、時々車が入ってきては家族連れがちょっと
景色を見たりしていくので、適度に使用されている
ようです。


上比奈知トンネルの真ん前ですね。



トンネルを出たら遊歩道入口です。


右側は「ダム」、左側は「水」をイメージとのこと。

右側は「ダム」、左側は「水」、水のゲートです。



ここからちょっと水辺まで行きたいところではありますが、
そんなことはしませんでした。

再び望遠で探索開始です。


あのくぼみ、あやしくないかい?

車道を少し進むと登力展望公園と書かれた場所に
着きました。



ここからあのあやしいくぼみを眺めました。


結局対岸のあのくぼみの上まで行ってみることに
しました。


このあたりのはず。

当然ながら何も手がかり無しです。

もうちょっとここでじっくり居たら気づくものも
有ったと思いますがね。

結構ヒントも有るし・・・
また再訪することもあるでしょう。








かなり適当ですが、縮尺を目分量で合わせて
重ねてみたら・・・やっぱり間違っていました。

比奈地発電所は水路式からダム式に変わりましたが、旧水路式発電所の場所は現在のダム式発電所の位置とあまり変わらないはずです。たしか左岸側のダム堰堤手前の斜面に、発電所付近に繋がる送水管の痕跡が残っていると思います。
さまじゃないんですかね。ミスタイプかと思ってました。失礼しました。
現在の発電所とあまり変わらない場所だったんですよね。
昨年の7月に行ったんですが、ちょうどそのころネット
でも情報が出てきていて、見てなくてこんな結果になり
ましたよ。いま三重に住んでるので行こうと思ったらすぐ
なんですが、再訪できていません。
またよろしくです。