みることにしました。
大又林道、大又隧道。
いつもの人文社の地図から。



昼間に通る林道は新鮮なものが有ります。
昔話をするのは齢をとったせい、とも思いますが、
しかしその昔は大台ケ原に登った後、池原貯水池
へ出て、夜中に備後林道から池ノ宿を越えて延々
この林道を下ってきたこともあるし、またその逆に
こちらから佐渡林道へ抜けることもできたのです。
ゲートが有っても、よく開いていたりして、良い時代
だったものです。
今は、夜におとずれてもこんな感じで終了です。

しかし、今日は? 開いているじゃないですか。

すぐに周辺チェックを開始。



どうやら作業か何かで、一時的に開放している様子
でした。
鍵は?これか・・・ 3ケタのあの南京錠なら開けら
れますが、作業が終わってこれを閉められてしまったら
出れなくなるな・・・

従って、ゲートが開いていると言うのに歩いて
行くこととしました。

車だったらすぐのところも歩くと長いです。
まぁ歩くのもいいか。

景色を見る余裕は有るのですが。
・・・とそこへ、トラックのお兄さんが通りがかりました。
トラック「どこまで行くのん?」
わたし「隧道見ながら、この林道行けるとこまで」
ト「車で行きぃな。わし4時半までやったら仕事しとるで」
わ「ほんまですか。ほな車取りに行きます」
歩くのもええか、なんて思っていた自分はどっかに
すっ飛んで、林道を駆け下り、車をとりに戻りました。
しかし三重の人は、先般の大台林道と言い、本当に
親切です。感謝感謝。

いやはや意志弱し、車のところに到着です。
ただいま15時前。16時半までは1時間半有り
ます。かなり行けそうです。


車だと一瞬で隧道まで到着。
大又隧道です。

素掘りの記憶だったのに違いましたね。いい加減
なものです。



ここに説明書きまであります。↓全文
「大又林道は、国道42号線側より、
昭和14年(1939年) に木馬道を
1,778m開設された。池の宿側は、
文政スギ保護林まであった森林軌道
を昭和27年から28年に 直営事業で
自動車道とし12,362m開設され、
佐渡林道14,171mと接続された。
その後、1983年国道側より282m
熊野市道として移管された。」
1996年3月設置







車で来れたおかえで、もう少し先の池ノ宿まで
行けそうです。
