池田山の麓を走る桜のきれいな道へ
やってきました。いつも抜け道に利用して
います。そこに一度ゆっくり見てみたい谷
が有ります。大津谷。砂防が続いている
のが見えているのです。
結局ゆっくりは見なかったのですが・・・
来てみて、大きな誤算。バーベキューの
良い匂い。家族連れたくさん。人がたくさん。
人混みが大嫌いなので、一気にトーンダ
ウンしてやる気が無くなっていました。
でもちょっと車で上へ登っていくと、誰も居なく
なりました。やる気復活。
簡易ゲートの前に車を停めて歩き始め
ました。
車を停めた場所はすでに砂防の横でも
あります。
ここはまだ人が来る場所なのでしょう。
堰堤の上を歩かないようにフェンスが有り
ます。
大津谷の左岸に落ちる支流の谷にも砂防が
続いているのが見えていました。
たぶん赤丸のところに車を停めたのだと
思います。左岸に見える谷を見ていたの
でしょう。
さらに歩いて上へ向かいます。
大きな砂防が見えてきました。
こちらもフェンスが有ります。
見た目に違わず、新しいです。
上流側から振り返って見たところです。
まだまだ砂防は続きます。
これまで右岸を歩いて来ましたが、やがて
まともな道は終わってしまいます。
左岸にも道が有るようなので川を渡ります。
先程のでかい砂防を振り返って見ながら
左岸へ渡ってきました。
今度は左岸を上がって行きます。
先程右岸を歩いて行き止まりとなった砂防
に今度は左岸で出会った形です。
砂防が幾重にもなって有ります。
道はつづら上がって行きます。
三段の上まで来ました。
この上は、これまた凄い荒れっぷり。
大雨になると恐ろしいことになりそうです。
頑張っている砂防の姿を目の当たりにして
一人感動することができるポイントです。
これを見て無駄と言う人は居ないことでしょう。
この大津谷の右岸にも支線の急勾配の谷が
見えています。
こちらには後で行くことになります。
手ぶらで行ったので、どちらが見えていたのか
わかりません。
まずは大津谷本流を行きます。
道は終わりな雰囲気になってきました。
ここに現れた堰堤。
昭和十六年十二月竣工です。
人々を守るための堰堤が作られた最中に
一方では戦争に突入して行った・・・
そんな時代にできた堰堤です。
そしてこの堰堤の上で左岸の道も終わりを
迎えます。
堰堤の上流側から振り返りです。
道が無くなったので、矢印のようにまた
右岸へ渡ってきました。
やっぱり・・・まだ砂防が続いています。
右岸のほうが開けている感じですが、もともと
は左岸に道がついていたと思われます。
しかし、今では草蒸して廃道と化しています。
右岸から近づいて行きます。
この辺りからは急斜面になっています。
落っこちないように注意しながら登って
いきます。
這うように、という程でもないですが、注意
しながらさらに登ります。
普通に登ってこれる最終の場所です。
そこから下流側を撮ったところです。
かなり立派な砂防です。まるで壁です。
ここから先は丸腰では行けませんでした。
フリークライマーなら楽勝で行くでしょうけど。
この先には、もう砂防は無さそうに見えましたが、
実際はあの上まで行ってないので、わかりません。
GPSも何も無いのでわかりませんが、赤丸の
ところくらいまでは行ったんじゃないかと思い
ます。・・とすると、まだ上に砂防が有る?
ちょっとわかりません。
先程の支線の谷が見えるところまで下りて
きました。
望遠で見ると、かなり高い位置まで砂防が
有ります。凄いなぁ。
これだけの砂防が有るのに、メンテルートは無い
のでしょうか。 つもりは無かったのについつい
そんなことを考えてしまいました。
砂防をいちいち登っていたらキリが無いよ。
わかっていても、ちょっと上がってみたくなった
んだから仕方がありません。ちょっとだけでも
見ておこうと思ってしまいました。
あたりをうろうろすると、あさっての方に登れ
そうなルートを発見しました。
川原にはレールも。気持ちを高めてくれますね。
写真じゃわからない登り勾配の急斜面。
長い急斜面は後ろを見ると怖い程です。
登っている途中にも砂防が見えます。
グリップの良い軽半長靴で良かった。
登山靴だったらアイゼンか何か要るところ
でした。
登り詰めなのでしんどいですがあと少し
登ってみます。
がまんして登ったかいあって、見えていた
場所まで来ました。
対岸に諸元が有るのですが、石が乗って
見えません。
もう一つ上へ行ってみます。
これは何とかプレートが見えました。
さらにもう一つ上へ。
No.5谷止工
L=29.67m H=7.0m
平成19年にできた砂防も、もうこんなに
埋まっています。埋まってもなお役割を
果たし、さらに砂防は続けて行かなければ
ならない、この谷の凄まじさが目の前に
有る感じです。
さらに上にも砂防が見えていますがもう
行くのはやめました。
あんな上まで・・・
さらにまだ有ったりして。
キャタピラなら降りれる急な下り坂。
注意しながら退散です。
ダム、酷道好きでして以前からブログ更新を楽しみにしております。
今回ローカルネタでありましたので、一言ごあいさつさせていただこうかと。
大津谷、私も先日あそこであきらめました。地形図にある残り二つ、みたいですねえ。
登れるのはやはりあそこまでかなあ。
大津谷の砂防ダム群に行くのでしたら、発電所情報を送ったのに〜(涙)
大津谷のバーベキュー場の横の水路を渡ると・・・・少し山の上を枯れた導水路がたり、50mくらい進むと宮地村営水力発電所跡地がありますよ☆
またの機会にご覧くださいね!
それと、今は土砂で道はなくなっていますが、山道があの砂防ダムの上まで行っていましたよ。それと、youtubeでラジコンヘリを飛ばして撮影している方がいました。
地元の方にコメント頂いて恐縮です。ありがとうござ
います。池田町へお邪魔いたしました。
池田山の上で春日村方面へつながったのも驚きだった
んですが、さらに開発著しく、トンネルが二本も出来
て池田町へは格段に近くなりましたよ。特に梅谷片山
の方が。
せっかく良い道ができて、まだまだそちら方面に行き
たい場所がたくさん有るのですが、なかなか出られな
くて今はかなり欲求不満ぎみです。
貴サイトで満たそうと思いましたが、見たらもっと
堪りそう。
大津谷には、やっぱりあと二つ有るんでしょうね。
左岸側は草の元気の無いシーズンなら行けそうに見え
ましたが、どうなんでしょう。リベンジしないと
思ってたのですが宮地村営水力発電所のことが有る
から、行くかもしれません。
良い情報が有ればまたアップをお願いいたします。
こちらの方も引き続きよろしくお願いします。
なんとなんと、そんなとこに有ったんですか。宮地
村営水力発電所。 またまたノーマークでしたよ。
でもおかげで砂防に行くことができてよかったとも
言えますよ。
土砂はやはりH20年の豪雨の分でしょうね。
作ったばかりの砂防がすぐに埋まった程のすごさ
だということでしたので・・・
しかしラジコンヘリは無敵ですね。操縦は難しいん
でしょうけれど。
お返事ありがとうございます。
発電所跡は私もMinekoさまに教えてもらいみてきました。場所はわかりやすいので時間も取らないと思いますので是非!
キャンプしてるあたりの北側です。
キャンプ場やら怪しいのがありましたね。発電所跡が隠れてるとは。
業務連絡です。8/22に川上ダム、阿保発電所の見学で協力して
くださる方とお会いしてきます。たぶん平日になるので
ご希望の曜日などありましたら当方のブログへ管理者のみ表示に
チェック入れてコメント頂けると幸いです。
発電所跡、この前行かなかった支流の方の谷側に有る
んですね。
梅谷川も気になりました。
また行ってみたいと思います。
池田温泉前が道の駅になっていて驚きました。
貴ブログの方へまたおじゃまいたします。