駅まで出てきました。
言い忘れていましたが、ここは標高869mです。
今度は鉄道に乗るのではなく、インクラインの方へ
向かいます。
ではまた・・・ いつの日か乗りたいものです。耐熱の車両。
インクラインと上部軌道とはすぐです。「向かいのホーム」
と言うイメージ。
この急斜面になったトンネル。これが急斜面に見える
ように撮るのが難しいです。
現物は大迫力。 45度に見えるけど、実際は34度。
だけど上を向いて写真を撮ると、普通のトンネルに
見えてしまいます。当たり前なんですが・・・
標高869mから標高1325mまで20分かけて一気に
登ります。
標高差465mを斜めに815mかけて登るわけです。
最大積載能力:25t
速度:40m/分 (なので所要時間20分)
運転開始:1959年(昭和34年)11月
インクラインに乗ってから半分の地点でおなじみ
すれ違い場所があります。ここでインクラインの前の
扉を開けてくれました。そこからの撮影です。
斜坑には見えませんね。
すれ違ってしまって、これから向かう標高1325m
地点は霞んでいます。
これだけ標高差が有ると隧道内とはいえ、温度差
もかなりあると思います。
これは巻き取り部分。鋼索直径56mm。
到着したら、今度は下向きにトンネルを撮ろうと
思っていたのに、もう忘れていました。
バスに乗り込んで、これから黒部トンネルでさらに
標高1470m地点に有る黒部ダムへ向かうのです。
ここを歩きたいんだけど、一般者の歩行は禁止です。
さてさて、
今回のツアーでもう一箇所楽しみにしていた場所です。
それは横坑。
沢の名前も、横坑の位置も間違ってるかもしれませんが
無責任に書いておくと、
左から、赤沢、鳴沢小沢、棒小屋沢、タル沢、カヤ沢、
あとは半月峡の上のあたり、に横坑が有ると思われます。
これは避難所の場所をあらわす図です。
トンネル内の避難所は、オレンジ色に照明がついている
とのことです。
タル沢横坑に到着しました。
なるほどオレンジ色の照明になっています。
結構大きな分岐になっています。
バスは運行時間が決まっているからか、道のど真ん中
に駐車して、しばらくまってもらいます。
横坑と言えぞ、こんなに良い道を歩いていきます。
まもなく外界との合流です。
久しぶりの外の空気です。
なかなか来れない場所に大満足・・・
満足ではありますが・・・
もっと本音を言うと、この場所に外側から歩いて
やって来たいのです。
横坑の姿を外から撮影したい・・・
実現させるにはそれなりの覚悟が必要だとは
思いますが・・・
あっと言う間の横坑見学。ゆっくりしていると置いて
行かれます。
旧日電歩道を歩いていてこういった横坑に気づいた
ことが無いのですが、注意していたら見えるのかも
しれません。今度日電歩道を歩く時は気を付けて
見てみたいと思います。
それでは再び本流へ向かいます。
もちろんここは施錠していました。
いつの日か、外からここへ来るぞ。
さらにバスで進んで、黒部ダムに到着しました。
トロリーと合流です。
自分の車で自由に走れたら、どんなに楽しい
だろうと思います。夜中だけでも開放してくれ
ないかな。
黒部ダム駅です。
関電トンネルと黒部トンネルの合流です。
細かいのをいれると、もっといろんなのが合流
していそうです。
われわれはこんなところから出てきました。
見飽きることのない黒部ダム。
アーチの持つあやうさと迫力。やっぱり好きです。
そして、さすがは黒部、と言うにぎわいようです。
滋賀のメンバーとは扇沢で解散しました。
自分はここから二日間かけて三重に帰りました。
引き続き、その道中もアップの予定です。
あのインクライン。横坑から見あげる剱岳。
私の時は、トロバスに乗り換えたあと、インクライン上部からダムまで乗ったバスが
扇沢に先回りして待機してました。
関電トンネルも、業務車両は時間を決めて通すみたいですね(当然か・・・)
自分で走ってみたい!
一般が通れない黒部トンネルを走ってたバスに外でも
出会えるなんて素晴らしいですね。
黒部ダムサイトでも、工事車両が専用の坑口から出入り
するのを飽きることなく見続けてたことが有りますから。
もう美貌のまなざしで。
観光客の数もすごいですが、工事車両がいまでもこれ
だけの数、出入りしているダムは、やはり黒部特有の
ものだと感じますよ。
また行きたくなりますね。今度は工事の関係で行く
ようなツテがないものですかね。
色々と廻られていますね。
今年の欅平から徒歩での隧道探索は都合が
つきそうになさそうです。
トホホですが来年にがんばります。
今年はお忙しですか。残念です。 欅平→宇奈月間
の徒歩はとても興味大です。でも仮に行ってもいいよ
と言われても、歩き切る自信は・・・あんまり無い
です。来年に期待ですね。絶対お教え下さいね。