2021年の年始第一発目は、こんなところに秘かに書くところから
スタートだ。まず年始に誰かの目に触れることは無いだろう。
普段、急に電話してきたりすることが無いくらい気遣いをしてくれる
若き某大御所から突然、初仕事のさ中、電話が来た。一大事に違い
有るまい。なんと、某記事が警察沙汰になるかもしれぬ、と言う。
なるほど、2021年はなんと幸先の良いスタートなんだ。
私はこの話を聞いてあまり驚くことは無かった。なぜなら、ここ最近
そのようなことについての伏線が彼からたびたび有ったからである。
だから二、三の質問を用意していた。
私は人の心理の真理を探るのが好きだ。私の返事はだいたいYES
YESで、常に「はい、はい」言っている。だけど本心は違う。
どうしてこのような話になったのか、すぐに察することができた。
もちろん、ここには書かない。
さて、では私の記事は警察沙汰に該当するのか。これは場合により
けりである。私はこういうことに関して専門である。けれど答えは
書かない。これから起こる結末を誘導することになるから。
一つだけ、この話の「一丁目一番地」は、誰かが私に苦情を言って
来なければならない。それは誰なのか、である。そして、それがこれ
から起こる展開を左右していくことになる。
私は手を打つことにした。少しづつ。ただし、あらゆる人脈を駆使した
としても、国家組織は一筋縄にはいかない。組織自体が複雑だ。
話は少し変わるが、私のブログの本心はプロフィールに書いてある
通りで、もともと個人的なものであるが、これがプチ自慢の押し売り
になっていることは承知している。そして、それは、人数は少ない
ながらも、行きたいと思っている方々の気持ちをあおっていることに
なっていることも承知している。私は最近までは、そこまでは良し、
としてきたのだが、SNSの発展と普及により、明らかに人々の行動
は、その昔から変わってきた。リアルにその場に居る自分を表現
する場になっており、そこに加担するのは良くないと思っている。
理由は後に書く。
自分は行くけど、他人はダメ。
調査だったら良いけど、自慢だったらダメ。
こんな風に思うのは自由である。嫉妬心で争っていたとしても
当事者同士の話だ。自由である。
だが私が記事にしている中では特に鉱山と廃墟はおもむきを異に
している。行くことが難航するダムもそうだ。
所有者や管理者が迷惑に思っているのだ。警察沙汰になると
すれば、この延長に有る、ということだ。
【追記おわり】
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あれから一ヶ月か、と思うと不思議な感覚です。
風のように通り過ぎた、と言うか・・・
昨年師走に時山の第一、第二発電所について
コメントを頂いていたM氏から、最近また
コメントをもらったのです。今度は「案内しますよ」
と。声をかけるにしても、なんで私なんだ?
これには正直迷いました。
ネットで知り合ったばかりの人と、そんな簡単
に会ってしまっていいのかね?なんて・・・
小学生並の慎重さです。
そんな気持ちとはうらはらに、キーボードを叩く
手は、会う方向に進んでいきました。
さて、そのM氏を紹介して良いのやら
悪いのやら・・・これまた迷います。
なぜなら彼女(?)は「本職」・・と言うとちょっと
違うのですが、いわゆる「玄人」なのです。
そんなこともあって、ご本人はネット上での情報
発信を最小限に抑えておられたと思うのですが、
縁あって最近ちょっと姿勢を軟化させて頂き、
サイト&ブログに最小限の情報を発信頂けるよう
になったのです。とはいえ、既にヘビー級ですよ。
行先メニューをいっぱい持ってきてくれたM氏。
「全部行くぞ〜」
二日酔いも一気に吹き飛んでテンションMAX。
まず最初に、おなじみのここに来ました。
ここにこんなのが有るのはもちろん知って
ましたが・・・
「これ、山の向こうへ抜ける隧道なんですよ。」
な、なに!全然気づいてなかった。
どれどれ?
ほんまや!
続いて・・・
「あの林道、行けますよ。」
な、なぬ〜?
以前行こうとした時はこうだったので・・・
こっから歩くの嫌だな、と思って行ってません
でした。
でもM氏の言う通り、フリー。
車で快調に上がれました。
道中、鉱山跡でしょうか、穴が有ります。
ここにも。
こりゃ無防備に開いてますよ。
ちょっと入ってみましょう。
中で曲がっています。
でも程なく行き止まり。そりゃそうですよね。
ちょっと無防備に開きすぎです。
林道は続きます。
やがて、あの四角いコンクリート電柱が出てきます。
そんなに珍しいものだとは知りませんでした。
珍しいんですって。
どうやら、あの下から見えていた場所に到着した
ようです。
素晴らしい眺めです。
下に白石工業が見えます。
あの白の迷宮は残念ながら解体されてしまいました。
しかし白いイメージは残っています。
そして対岸の山に見える水圧鉄管。これが
M氏の言う今日の目的の一つです。
この水圧鉄管は、白石工業のここに来ている
やつです。
発電ではなく、動力に水力を利用していたのだ
そうです。
はぁ、水圧鉄管ね。と思ってたら右に水路が
見えますよ。
水圧鉄管の根本はなんだか怪しいですね。
除塵機が有るのだそうです。よくわからないですが。
水路は続くよ・・・
どこまでも・・・これは浪漫です。
そして、このまま林道の先に行くと堰堤が有って
ポンプ室の跡などが有る、と言うのですが・・・
林道は果たして、どうなっていくことでしょう。
記念すべき第100号です。白石工業のものだということが
わかります。時山の発電所からの送電線がここを通って
いたのです。
林道はもう既に車では通過できない状況になって
います。
激しさを増す林道。
ついに、終了〜。
さすがにこの斜面上には踏み跡がありませんでした。
仮にこれを乗り越えても、すぐにまた崩れています。
これ以上行くとせっかくのM氏とのツアーが
ここだけで終わってしまいそうです。やむなく引き
返しました。
ついでに、水圧鉄管を途中まで登ると、
なかなかの急勾配になっています。
急斜面を転がり落ちないように気を付けながら
登ります。
急斜面です。
巡視路が見えます。
ここからの白石工業のながめです。
なかなかオツなものです。
って死にに行くような感じの荒れ方ですね
「行き先メニューをいっぱい」ってもっとこんなのが出てくるんですか?!
ものずご〜く期待してます!
発電用じゃなくても立派に水路が有って、十分萌え
ましたよ。水圧鉄管の横の谷を登ったら水路の上に
立てそうですが、帰りのことを考えて、一応ロープ
が有った方が安全ですよ。ちなみに私はまだ行って
ません。ぜひよろしくです。
M氏のメニューはちょっと濃ゆすぎて、あまり
知られていないものばかりですので、M氏の
サイトに出現したら、自分も投稿してみようかと思いま
す。