それはよくわかりませんが、この地図もまた
興味深いものがあります。
索道かコンベアか?
ちょっと前のことですはありますが、ついでに
アップします。
索道跡のようなのを見た覚えがないけど・・
と思いながら春日村への道を進みます。
2007年です。狭かった道も随分広くなって
いました。しかしそれもそんなに最近のこと
ではなさそうな雰囲気です。
でもバス停は新しさを感じます。
鉱山跡は、来るたびに必ず傷んできています。
それがいつも寂しく感じます。
どんな建物も時の流れに従って傷んできますが
人が居ることによって愛情を注がれ、補修も
されて維持されていくものなのです。しかし鉱山
跡ではそれをうち切られてしまうのです。
これ以上傷んでくると、上から物が降ってきたり等、
安全上の問題も出てきます。
久しく見に来ていませんが、ここも中竜や明延の
ように撤去されてしまってはいないでしょうか。
藤原岳の麓の白石工業も撤去が進んでいます。
無闇に入って傷めてはいけない、という気持ちと
入りたい気持ちで、いつも葛藤が有ります。
だいたいが入ってしまうのですが、臆病者なので
中途半端な探索になることが大半です。
それがちょうど良さにつながっている(つもり)の
です。
この日もホッパーの有る建物を周辺から
眺めまくりです。
再び車に乗り込み、この建物の裏手を通る
中山の集落へ向かう道へと車を走らせます。
中山林道と書かれていました。
これも鉱山の名残でしょう。白石工業でも
見かけました。
その下には先程の建物の屋根が見えて
います。
さらに林道を山手へ進めると、ここにも
設備がありました。
当時の私のメモに、ここが「インクライン跡
だが今日はパス」と書いてありました。
どうしてそう思ったのかの記憶がありません。
インクライン跡らしい・・・本当か?
さらに上に進むと、また設備があります。
かなり広範囲です。
その横は沈砂池でしょうか。
そして前投稿の隧道の前を通り過ぎて
採石場所へと向かいます。
道中、鬼押し出しの安全地帯のようなの
が出てきました。
ここに何かが有ったのでしょうか。
今までの鉱山施設に比較すると新しめの
コンクリートです。
なんだか良い雰囲気となってきました。
林道は沢筋まで続いて終点なのですが、
この日は途中で崩落が有り、引き返す
ことになりました。
下には先程見た沈砂池が見えます。
こんなに上がっていたのか・・・
山々の景色に包まれながら、少しゆっくり
して、帰りました。
別の日、高橋谷ダムに行ったついでに坑口に
立ち寄りました。
すっかり暗くなっているので長居はでき
ません。しかも雨降り。
以前はとてもきれいな雰囲気だった坑口も
少し疲れた印象です。
雨降りと夕方のせいかもしれません。
坑口の前には、以前は無かったこんな施設
が出来ていました。
きっと下流の川の白濁を防いだり、中和したり
する施設なのでしょう。
鉱山跡となった今も、こうやって管理下にある
ようです。