「国見山鉱山三重鉱業所」と書かれた
看板を見かけます。
ここは現役バリバリ、石灰鉱山です。
むかし、それを知らずにズカズカと入って
いって、仕事をされている方にあきれられ
たことがあります。でも鉄道ファンには有名
なところなので訪れる人は多いことと思い
ます。

採石場所は山の上に有るので、上中下の
3段階の軌道が有りましたが、今はすべて
コンベアに置き換えられてしまいました。
鉄道ファンには残念なことです。
上部軌道と中部軌道は複線式のエンドレス
ロープにトロッコが付いたやつが走っていま
した。
上部軌道は殆どがトンネル内に有ったそう
で、また中央貯鉱槽より奥は敷地内なので
今も昔もその姿を見ることは出来ません。
確認に行く手だてはないものか、と思います。
中部軌道は地上に有るので以前はその姿
を見ることができたそうで、トロッコがエンド
レスに走る姿は飽きないものがあったらしい
です。
またもっと昔には上部軌道とは別に鉄道を
敷いていたそうです。今はトラック道になって
現存するようです。
自分で確認できたらどんなに楽しいことか・・

下部軌道は機関車牽引で、当初から電化
されていたそうです。
今もところどころにレールが残っており、その
跡をたどることができます。
見えるところのほんの少しを横から眺めま
した。

吉津港近くでは、コンベアが国見山隧道
から出てきています。

これは2006年の写真です。

コンベアは国道を渡り、

海岸貯鉱槽へ入っていっています。

グリーンのところは線路跡です。


先端を見に行きます。




反対側から見てみます。




かなり傷んでいます。

探検したい気持ちにさせてくれる風貌
です。





山の方向を見ると、採石場所が見えます。



それではそっちへ向かって少し進んで
みます。

線路が残っているのがいいです。



線路にばかり気を取られていると、蛇に
気づくのが遅れました。
今年はキミの年だからよろしく頼むよ。

線路は無くなっている部分も有ります。

国見山隧道から出てきたコンベアと
ここで合流します。

線路の上にコンベアが重なります。

壮大なコンベアも見応え十分です。

藤坂峠から下りてきた道と合流。


ここから望遠で国見山隧道の北側を
撮影することができます。


しばらくはコンベア、線路、道路が併走
します。


線路跡は緩やかに登り勾配です。


採石場はまだまだ遠くです。





新日鉄から来た50tがまだ居てくれました。
D−505の方。
しかし・・・

ちょっと痛々しい姿ではあります。


その前には中央貯鉱槽が見えます。

続いて、次回は間違えて行った採石場を
せっかくだから少しばかり貼っておきます。
いつも拝見しています。
さて国見、むかし酷道巡りの最中、
南海の機関車(お写真のより前のヤツ)に偶然出くわし、
予備知識がなかったこともあり驚きました。
今はこんな風になってるのですか。
では、今年もブログを楽しみにしております。
いつも楽しい記事をありがとうございます
山とかダムとか危険な所もありますので、どうかご無事で!
またもや先を越されてしまいました(笑)
全然知らなかったんですけど地図を見ててたまたま見つけてしまったんです
なかなかソソられますなぁ
でも鉄道が廃止されているのは残念ですけど、これだけ遺構が残ってると辿り甲斐がありますね
こりゃやっぱり行くべきですよね?
国見山行かれてましたか。南海の、というと結構
前ですよね。ED5108でしょうか。私がこれ
より前に行ったのは2006年なので、あまり状況
は変わらずで、もう1機D−507?が埋もれか
かっていました。また写真貼りたいと思います。
久しぶりに行ってみてレールも健在だったので
ちょっと安心しました。
現役鉱山なのであまり近くで見られないのが残念
です。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
本年もよろしくお願いいたします。
危険な場所、と言われるとやっぱりドキッとします
ね。相当慎重なほうだと思っているけれど、やっぱ
り単独が多いのでいつも、あの時もしも、と思うと
反省することも多いです。
先日コメント頂いてから貴ブログも拝見するように
なって、私とは値段が全然違いますがLEDも有っ
て楽しんでます。 またおじゃましますので、よろ
しくお願いします。
ん〜?mt.tellさんって 鉄、もしくは鉱山も行き
ますか。 地図からですか? 私は結構地図からが
多いです〜。 国見山も人文社の地図で見つけまし
た。 軌道跡と隧道が連なっているのがバッチリ記
載されているんです。しかも隧道と等高線の関係、
おかしいやろってなっていてもたってもいられなく
なって見に行ったのが1回目でした。
行く甲斐あるのは間違いなしですのでぜひ。
ただ、現役ですからそこはお気をつけて。
知らぬが仏だったんでもうちょっと行っとけばよか
った、と後悔しておりますけど・・・。