我ながら阿呆やなぁと思います。
P7に5千円も使ったと言うのに、またやっちゃい
ました。こんどはM7衝動買い。
そう、あの LED LENSER M7です。
気になるじゃないですか、P7との違い。
買ってみなきゃわからないことも有りましたよ。
箱を開けると、取扱説明以外にこんなわかりやすい
絵の説明書きがもう一つ入っています。
文字だけの取扱説明だけだとわかりにくいから。
まずは電池の消費パターンを2通り選べます。
1.ノーマル:普通の懐中電灯と同じように電力消費する。
2.コンスタント出力:一定の明るさを保持する代わりに
電力消費が激しい。(電池が無くなってきても明るさを
保とうとするから)
気になっているのは、このグラフが実際はどうなのか
なのです。
違ってましたよ、やっぱり。
買ってみなきゃわからないもんです。
続きまして、
電池の消費パターンにかかわらず、点灯パターン
を3通り選べます。
1.プロフェッショナル:
パワーモード(100%)→無断階ディマー(100〜15%)
→ブリンク点滅→SOS点滅→ストロボ点滅
これにしていると、少々操作が面倒。
2.イージー:
パワーモード(100%)→無断階ディマー(100〜15%)
私の場合これが一番便利。
3.ディフェンス:
パワーモード(100%)→ストロボ点滅
これはあまり使わないか。
とにかく、持っていると何だか遊びたくなる楽しい
ライトです。
P7は単に明るさが変えられるだけでしたが、
P7もやたら明るいので、ついつい意味無く点灯
させたくなっちゃうライトで、M7のように遊びの機能
が付いたらなおさらのことです。
さてさて、ここまではネットの情報でだいたい知って
いたことです。
でも取扱説明を見てびっくり。これですよ、まずは
お目通しを。
電池の消費パターンについてです。
私の場合、山に持っていったら、ノーマル(普通の
懐中電灯仕様)でいいや、と思っていました。
つまり、P7と同じような感じになるのがノーマル
なのだ、と思っていたのです。
でも違います。ノーマルもコンスタントも、どちらも
完全に制御下に有るようです。
とりあえず、取扱説明通りだとすると、こんな
グラフになると思います。勝手に描いてみま
した。
最初の2分は100%の明るさ。
次の5分間でコンスタントは60%までダウン。
ノーマルでは50%までダウン。
コンスタントでは電池が無くなるまで60%の
まま続く。
ノーマルは50%が25分間続いて、その後
15%までダウンする。そして15%のまま電池
が無くなるまで続く、と言うことらしいです。
これが実用11時間ってことでしょうか。
最近のLED LENSERのランタイムは1ルーメン
になるまでの時間表記になりましたから、なんだか
現実的じゃなくなりました。1ルーメンなんて
使えたもんじゃないですからね。
やっぱり明るさが目に見えて下がってきた時
くらいを電池寿命としておきたいものです。
まずはノーマルで実験開始。
電池はエネループ王冠無し、約20回充放電した
ものを使用。
2分後。
照度計を持ってないからちっとも正確な
ことが言えません。
100%からあんまり変わらないようです。
7分後(次の5分)。
50%になっているはずですが、あんまりわかり
ません。P7もダレてきてるんですよね。
32分後(更に25分)。
M7だけ15%になっているようです。
このままだと、15%なんだから、仕様でも11時間
待たないといけなくなるので、
(11時間持つかどうか、なんて興味無いし・・・)
この状態でディマーなど、モード変更しようとする
と、100%に戻ることがわかったので、こんな風に
して、さっさと寿命を見てみました。
結果、75分(1時間15分)でM7が点滅を
始めました。
電池寿命のサインが出るようになっています。
81分(1時間21分)でP7も電池寿命でした。
続いて、コンスタントも実験開始。
実は最近ELPAのXRC103が980円で
売ってたのを入手していたので、これも
ついでに参戦。
XRC103は55ルーメンで、なんとコンスタント
機能付きなんです。仕様では明るさ強で
3時間。弱で35時間。点滅で20時間と
いうことになっています。
7分後です。M7は60%になっているはず
です。でもP7もダレてるから、あんまり差が
有るようには見えません。
59分後、ちょっとM7の方が暗くなってきました。
66分後、M7は電池寿命の点滅を始めています。
68分後、M7は15%レベルの明るさまで落ちて
います。
80分後、P7も電池寿命です。
XRC103はなんと4時間58分後に暗く
なりました。
電池は同じく、エネループ王冠無しです。
さて、ではM7の箱を開けたところから。
P7に付いていた、あの具合の良いポーチ
の代わりに、クリップになってしまいました。
回転できるようになっているので、腰に付けた
まま照らすことができるのですが、私の場合
撮影に使用するので、着脱がやりやすい方
がいいです。だからポーチの方が良かったん
だけどなぁ。
とりあえずP7よりちょっと長くなっただけなの
で、P7のポーチが使えることがわかって一安心。
こんな感じ。
P7と比べると、ちょっと長いめです。
レンズは大きくなりました。
テールのボタンはゴムではなくなりました。
昔のP7と同じ感じです。
筒の中、接点は半田を敷いたような感じ。
電池ボックスとスイッチのボタンはP7同様に
外せます。
電池ボックスはP7とちょっと違っています。
変なバーが有ります。
電極接点は半田じゃなくなりました。
これも昔のP7に似ています。
ボタンの裏側です。
防水性能は??です。
こっちの方が防水は良さそうに見えます。
本当のスイッチにあたる部分です。
こちらも形状が違います。
もっとも期待していた配光ですが、もっとも
残念な結果となってしまいました。
ワイドの時、P7は素晴らしく均一なので、
撮影用に重宝しているわけですが、M7の
方はへんな輪が出ています。惜しいなぁ。
レンズを外すと、似た感じです。
でもレンズのはめかえは不可でした。
レンズを裏から見たところ。中心のマルの
大きさも違っています。
それと、レンズのズームを任意の位置で
ロックできる機能が付きました。
あまり必要を感じていなかったので、これが
動きの邪魔になるとイヤだと思っていたの
ですが、まったくその心配はいりません。
今まで通りのスムーズなズームが可能です。
ロック機能の機構部分にかかるホゾです。
最後になりますが、 いろんな楽しい機能が
付いた分、GENTOSのディマーと同じく、
インバータ特有の高速の瞬きが有るので、
写真やビデオの光源にする場合は注意が
必要です。干渉明暗が発生します。
そして、この変なリングが有ることも・・・
隧道で遊ぶには持ってこいのライトである
ことは間違いありません。
只今、大和谷ダム執筆中なんですが、やっと書き上げそうなところで、保存失敗してしまい、嫌になってたところでした。 あはは、(苦笑)
ようこそLEDの世界へ!(うそです)
私はサンジェルマンさんとELPAさんのほんの一部
の安物の電池(単三とか単四)仕様をちょっと集めて
るだけです。
カメラも単三電池仕様にこだわってます。だから寒い
山に連れて行くとダメなんですけどね。
おおせのようにP7で十分目的は達成されてますね。
キリ☆さんのダム行きに連れて行くにはP7もダメ
ですよ。私は山には連れて行きません。ランタイム
が短かすぎますから。でも短時間で用足りるトンネ
ルではなかなか楽しいですよ。明るいのが面白いん
です。
まぁそんなことより、キリ☆さんの大和谷と不動谷
待ってますよ。どっちも検索してもあまり出てこない
ですもんね。珍道中なのもおもしろいし。
ではまたLED以外でよろしくです。