間が開きました。
林道脇には創業二十五周年とあります。
こちら側には「第一工場」と書かれているのでしょうか。
寝ている方には白石工業の文字も見えます。
道中には石垣も見えます。
家が立ち並んでいた時代もあったのでしょう。
鉱山住宅だったのでしょうか。
採掘していた場所に到着しました。
何も悪いことはしませんから。
かなり上の方までいってます。
ドロマイトも有ったと聞いたことがあるので、坑口
じゃないか、と近づきます。
はて・・・
かなりの規模です。どれくらい先まで有ったのでしょう。
採掘場の斜面は谷間に直結していますから川が
有り、水も流れています。
これ以上進むべきかは、いつも迷うところですが、
きりがないのでこの辺で戻って、もう少し上がる
ことにします。
この石垣の規模もすごいものがあります。
大きさ比較用に車を入れてみました。
昔は重機が上がっていたと思われる道になったところを
上がってみます。
上がっては立ち止まって、下界の景色に見とれて、
の繰り返しです。
振り返りもあります。
サイロの横のコンベアの上側も見ることが出来ます。
道はさらに上へと続いています。
その途中。
ここから砕石するように流しこんだのでしょうか。
この下が隠れて見えません。
VOLCANOの居た建物は以外と高さが
あるようです。
今日は誰も居らず、静かな廃墟の風景です。
事務所の窓から誰かが覗いていたらちょっと
いやですね。
静かな廃墟ですが、水くみ場は大盛況のようです。
左上の少し広いところで順番待ちしています。
下界の方ばかり見て進みませんので、そろそろ・・・
と言いつつ、もう上に面白そうなのが見えてきて
います。
砦のような石積み&コンクリートのかたまりです。
近づくと・・・階段が有ります。
そう言えば先程の道中から見えていた階段の
ようです。
ここから上がれます。
上がると、レールのようなのが有ります。
トロッコがコンクリート槽へ鉱石を流し込んでいたの
でしょうか。
そんなに距離は無さそうですが、トロッコが通っていた
と思われます。
一旦降りて全容をつかみたいのですが、でかいので
写真になかなか収まりません。
人工的な物にいちいち反応していますが、これは
廃鉱後のものですよね。
規模が大きくて、全てを見ることが出来ません。
まだまだいろいろと有りそうです。
ここが最果て、と言うより、この先まだ道になって
います。
重機はここまで上がれたものと思います。
まだまだ、と思わせるものの一つです。
電線管のようなのが、まだこの上に行っている
のです。
この上にも何か有るかもしれません。
きりが無いからやっぱりお別れ。
帰り道です。
砦に上がる階段を下から撮影。
坑口にも興味が有るので、こんなのを見ると
確認しますが、はずれ。
おっ!
これは何なのよ。
これも違う。
最後に、恐怖のここ。
あのでかいサイロの上の建物です。
中へは、ゆる〜い綱が張ってあるだけで
簡単に入れそうですが、あのサイロの中に
落っこちたらいやなので、入りません。
コークスベルコン
石炭ベルコン
原石ベルコン
混合ベルコン
とあります。なに?石炭も?
コンクリートに開いている丸いのも好きです。
ここからは、下界の大きさの違うタンクが
見えます。何でしょう。
さぁ、そろそろ本当に帰りましょう。
白石工業自体は現役ですし、ここは休山中という
位置づけですが、稼働することは無さそうです。
下の施設にはbb弾がたくさん落ちていますが、
ここには有りません。
何の面白味も無い 原石山まで来る人は少ない
ようです。
と思いきや・・・
この前(7ヶ月前)は無かった新しいゴミが入って
いました。パソコン・・・
かなり古い雑誌ですが、この時代からここに有った
わけではないですよね。
シャープのあの洗濯機は無事です。
これは、当時この建物で使われていた物でしょう。
これも当時使われていた物?