紅葉の中を歩いて行きます。
駐車場、公園、トイレ完備です。
ダム天端へとつながります。
天端への車両乗り入れはできません。
まずは周辺をうろつきます。
ベンチが傷んでいるのか、と思ったら違います。
ワイヤーの暴露試験をしているようでした。
安曇発電所の洪水吐門巻上機ワイヤー修繕工事
と書かれています。
ダムの下って水殿発電所じゃなかったっけ。
ワイヤーの暴露試験をしているようです。
ワイヤー購入は昭和44年3月、試験開始は平成
9年9月。 この先どのように様子を見ていくので
しょう。楽しみだけどちょっと見に来るには遠いです。
管理所の横には竣工碑が有ります。間組。
誰も居ない様子。
管理所裏手からアーチを見ることができます。
でかいので洪水吐までの全部はおさまりません。
分けて撮影。
ちなみにダム湖側はこんな感じです。
左岸上方には「一級河川梓川 東京電力 水殿ダム」
の文字が見えます。
建設時のコンクリート遺構でしょうか。
ダムの下には発電所と放流部分が見えます。
天端へ移動。
洪水吐の巻上部分への入口。
その先には巡視路の階段が有ります。当然
入ってはいけません。
すべり台の下、稲核ダム湖です。
発電所がアーチに合わせて扇形になっている
のが面白いです。
ちょっと左岸よりまで来て、憧れの巡視路撮です。
天端を歩いていると、フェンスが追加されている
ところが有ります。
ここ。
そしてレールが有ります。クレーンが通るレール
です。クレーンは矢印の場所から発電所取水口
の掃除などであすこから何かするのでしょうか。
角落としでも入れるのでしょうか。
取水口の蓋
下を覗くと発電所があります。
ここから万一物が落ちたら大変だからフェンス
が有るのでしょう。
左岸到着。先程のレールの主が居ますね。
ごつい足です。
ダムと同い年?ですよね。
水利看板ゲットです。
そのまま左岸をちょっと下流側へ進みました。
左岸からの巡視路入口。カメラ付き立禁。
屋根付の何か。
頻繁に測定に訪れて、雨が入ると良くない
ものです。
さてまた天端左岸に戻って、気になる隧道。
でも残念ながら立入禁止です。フェンスが無く甘い
立禁ですが、ハチと蝙蝠が通せんぼしてくれて
います。
微妙な看板の下にぶら下がっているやつを
ちゃんと見てくるのを忘れました。
ちょっと興味ありそうなことが書いてありそう
だと思ったのですが。
坑口が斜になっているので、隧道に垂直に
見るとこんな感じになります。
「水殿川隧道」と呼ぶようです。
隧道はこの半島の裏に出るに違い有りません。
奥には吊り橋が掛かっています。
吊り橋を渡ったところはまた半島。
右岸側から望遠で見ます。
何か有ります。ここにむかってまた隧道が有るかも、
なんて思ったらとても行ってみたくなりますが、有る
かどうかはよくわかりません。巡視路の行先の一つ
だとは思いますが・・・
ダム湖の右岸側を眺めると、こちらにも何か
有ります。
望遠で。
何でしょう。ちょっと行ってみましょう。
右岸を進むと、「みどのダムサイド マレットゴルフコース」
と書かれて行き止まりです。
公園の端っこにちょっと歩道が有ったので
行ってみます。
すると、見えてきました。
何でしょう。取水口跡?それとも現役?
その手前に有るコンクリブロックも気になりますが、
すぐに解決。東電の説明書きが有りました。
「大型コンクリートブロックによるダムコンクリートの
耐久性試験」
「この水源調整池内に設置した大型コンクリート
ブロックは、コンクリートの耐久性を実ダムと同様の
条件下で試験するものです。
この試験では、コンクリートの配合やフライアッシュ
混入率を変化させ、耐久性との関係を調べています。
この試験は水殿ダムが建設された1969年から
継続して行なわれています。 東京電力株式会社」
と書かれていました。
いろいろ試験している水殿ダムでした。
2010年10月に水殿川隧道を訪れた時は、立ち入り禁止の看板はありませんでした。それどころか通行する場合には電気をつけて、通り終わったら消してねという様な張り紙があったと記憶しております。1年の間に何か事情が変わったのでしょう。
直前に稲核ダム湖で熊を見てしまったばかりだったので、トンネルを通っただけで引き返して来てしまったのが悔やまれます。
2010年には何も書かれていなかったですか。
立禁でも鎖も何も無かったので、いつもなら入るので
すが、この時はなぜか入りませんでした。悔やまれ
ますよ。結構な長さが有ったのではないでしょうか。
熊はお互い気を付けたいですね。私も何度か見たこと
がありますが、だいたい水辺が多いですよ。水辺では
無警戒になるのでしょうか。それとも水辺の音で気づ
きにくいのか、匂いが飛びにくいのか、何かあるんで
しょうね。
貴ブログも、まだ少しですがおじゃましました。
猫は気楽そうで好きです。大阪の永楽ダムでたくさん
の猫に出会えたのを思い出しました。
また気が向いたら見てやってくださいませ。
写り込んでいる正体はサイフォンと調整池ぞえ
その先には………アレがあります。
やっぱその類のものでしたか。
ちなみに2013年には再訪してそのサイフォンの上に立って
きましたよ。
その先のアレって何スかね?あの半島にはまだ何か秘密が隠さ
れてますか。
天端のトンネルの先は30年ほど前は徳本峠への登山道だった
のですが今は廃道です。取水堰堤があるのでそこまでは行けま
すが、その先は荒れ放題。・・・にもかかわらず2013年に
徳本峠から降りてきた輩がいまして、それに影響されて自分も
久しぶりに行ってみたくなった次第ですよ。Minekoさん
も行ったのかな? ではでは。