小さい可愛いアーチが見えてきました。
なんだろうこれ。シリンダーキャップみたいなのが
有ります。
この橋を渡ると、ダム湖を時計回りの巡視路が付いて
います。
振り返りです。
左斜め上から降りてきたわけです。
この川はAの南側の川です。ダム湖へ流入しています。
ここで、いろんなサイトでも紹介されている横取り
取水の樋が付けられています。
こぼしまくってるのも面白いです。
そして余水吐へ放り込まれています。
ちょっと引くと・・・・
ダムとダム湖が写真に納まってしまう、と言う小ささです。
右は @セバ川からの流入
左は B、C湯川と梓川からの流入
湯川と梓川からの流入の方は水路隧道です。
このダムの工事も大変だったのではないでしょうか。
古いダムでよくわかりませんが、いろんなドラマが
有ったに違いありません。1928年竣工のダムです。
ダム右岸と言って良いのか・・そこから対岸を見た図
でした。
さて、まずはあの水路隧道へ近づいてみたいと思います。
整備の行き届いた巡視路を行きます。
ちょっと進むと、もうアーチの裏っかわが見えます。
道の真ん中を水路が通ります。観光地じゃなく、巡視路だ
から、その辺は有りです。
まもなく着きます。
当然立入禁止となっています。
ダム湖にとって、この流入の影響大、と言うのが水の
色を見るとわかります。
ダム湖がすごく小さいんですよね。
セバ川からの流入です。
ここで昼ごはんとしました。
とても幸せな気分です。
このまま巡視路が続いていたのかもしれませんが、
元来た道を戻ってきました。
対岸には湯川発電所への取水口が見えます。
そしてその上に何か有ります。
ワイヤーをかける滑車のような物が見えます。
何でしょう。後ほど行ってみたいです。
湯川発電所への取水口がこの下に有ると
思われます。
小さなダム湖なので、結構水位変化がある
のでしょうか。 水の跡が付いています。
左岸巡視路は切り立った崖に有る感じです。
そして、このダムの立地もすごい場所です。
こちらは排砂のようです。
余水の放流は? 穴ですよ。
あの先・・・どうなってるか見たいものですけど、
方法は無さそうですね。
やっと、天端へ向かいます。
水利使用標識ゲット。
1秒に9t。 ダムを構えるだけのことは有ります。
管理室でしょうか。
配線がごちゃごちゃと多い印象でした。
エバラのコントローラがいました。
管理室の裏へ上がれる道が付いています。
ここなら吐いてる姿が見えるかも、と思いま
したが・・・
当然フェンス。そりゃぁ危険だから。
残念ながら見えませんでした。
吐の中には先程の樋の水が流れています。
木が引っ掛かっていて、越流はしているようです。
ではアーチな天端へ。
管理室の天井もそうだったのですが、天端も
配線配管がたくさんあります。制御線が通って
いるのでしょう。
カメラ、排砂門、発電所の取水、照明、他
だけだったらこんなにいっぱいにならない気
がします。いろんな仕掛けがあるんでしょうか。
アーチの横に巡視路が有ります。
当然立入禁止。
でも興味津々。険しい下流へと吸い込まれる
ようです。
吸い込まれるように巡視路が続いています。
望遠で。
角度を変えて、排砂門の前から。
・・・と言うことは、排砂門の先はあの辺に
あるのかもしれません。
そして、その先には水が見えます。
切り立った崖の合間の谷、という感じですが、
元々ダムが出来る前はどのような地形だった
のでしょう。セバ川からもともと一気に落差が
有ったようにも感じます。
その排砂門のあたま。
盤が有ります。
排砂門より左岸側。
制御線がかなり減っているのがわかります。
排砂門におおかたの制御線が入っていた
ということです。排砂門は後付けのようです
ので、このようになってるんですね。
右岸側を振り返ったところ。
左岸よりから下流を撮影すると、滝が見えます。
滝と言うより、先程の余水の元が滝の元なので
はないかと思いますが、ここからではよくわかり
ません。
あの巡視路はさらに滝の下まで行っているの
でしょう。
さて、左岸巡視路はいきなり崖にへばりついて
いる感じです。
これが湯川発電所への取水口のあたまで
しょう。
巡視路はさらに階段がついて上がって行って
います。
取水口の奥にも巡視路が有るように見えます
が、こちらはプロ用ですね。
階段を上がると対岸から見えていた滑車の
ような場所に着きました。
先程見ていたのは対岸のあの辺でしょうか。
振り返ります。
この滑車、どうも錆止めなどやり直されている
ようですし、現役のようです。
取水口のメンテナンス時などに使用されている
んじゃないかと思いました。
さらに巡視路は続いてきます。
国土地理院を見ると、このまま発電所へ行く道
が有るようです。
天気が悪くなってきた、は言い訳で、発電所へ
降りて行ったはいいけど、また戻らなくてはなら
ない、なんてことになったら嫌だったので行き
ませんでした。
元来た階段を降ります。
実はこの階段、結構危険な個所が有りますので、
もし行かれるかたは気を付けて頂きたいものです。
道中からダムを見下ろします。
ではセバ谷ダム、おさらば。
湯川発電所に着いた頃にはすっかり雨。
ちょうどよかったです。
先月下旬、shimneti様の記事を参考に、
セバ谷ダムに行ってまいりました。
みんカラの弊ブログにアップさせていただきました。
お礼かたがた、報告いたします。
お礼などと言われると困ってしまいます。
ブログ知りませんでしたよ。もっと早く教えてくれて
たら(言っていただいてましたっけ)良かったのに。
一気読み〜なんてとても無理なボリュームで、読み始め
ました。またそちらの方もおじゃまいたします。