「セバ谷ダム」というのがバッチリ明記されて
いたので、その存在は以前から知っていました。
しかし、私の登る北アルプスのどの山のルート
上にも無かったため、わざわざ行こうとしたこと
が有りませんでした。
ネットの発達した現在は、調べればすぐに
わかるのですが、そんなこと忘れていて、
見ていませんでした。
ところが、最近になって(と言ってももう3年
近く前ですが)某岐阜の方が行かれた投稿を見て、
少しの山歩きで行けると言うことが判明したのです。
しかも、ルートは私の予想していた西側からで
はなく、東側からだということも判明しました。
考えてみれば発電所が東側に有るんだから
当たり前なんですけどね。
こんな所に行った人はそうそうおらんやろ、と
思ってネットで検索。
すると・・・ダム界の重鎮方は結構行かれている
じゃないですか。
じゃぁ自分も・・・と思いながら2年が経ち、やっと
実現いたしました。
なるほど〜
地図で見るとダムの下流に川が有りません。
実際には険しい谷底に川が有るようでした。
そしてこのダム湖への流入は、@西側のセバ谷
からと、A南側の川から。
さらにトンネル水路でB白骨温泉の湯川からと、
C坂巻温泉上流の梓川からになっているようで
す。
この二つの取水口を見て来なかったことが
大きな後悔となっています。転勤して、ちょちょ
っと行くわけにはいかなくなりました。
B白骨温泉 湯川からの取水
C坂巻温泉上流 梓川からの取水
ではダムの方へ。
白骨温泉への分岐です。
工事しているのは知っていましたので、ここから歩き
です。
自由にお持ちできる案内図は残念ながら無くなって
いましたが、迂回ルートが描かれています。
めちゃくちゃ遠回りになります。
ロックシェッドを作る工事をしているようです。
これは元々有る案内です。
歩き始めてすぐに湯川発電所への分岐が有ります。
この橋を渡った先です。こちらは後で・・
いつもの看板。これが有ると、ルートが間違っていない
と安心します。
「この川の上流1.2kmのところにセバ谷ダムがあり
ときどき・・・」 といつもの調子です。
でもこの川は湯川だから上流に取水は有ってもセバ
谷ダムは無い、という不思議。
サイレンを鳴らす、とあるからセバ谷からここに流れて
くる仕組があるのかもしれません。
ちょっと進むとまた看板が有ります。
先ほどの1.2kmから0.9kmにちゃんと縮まって
います。でも0.9kmって、なにか近くないか?
直線距離だね。
巡視路入口に着いたようです。
ちゃんと案内が有ります。
まずは川を渡ります。
そんなに広い川では有りませんが、上流では取水を
しています。
よく整備された山道を登ります。
途中ミニ沈砂池があります。どこかで水を使っている
のでしょうか。取水はどこでしょう。
電柱も有り、この先人工物が有ること間違いなしです。
一気に高度を上げ、振り返ると車道が小さく見えて
います。
高度を上げてしまうと、今度は下りに入ります。
ひと山向こうにダムが有る、と言った感じです。
ちょっと下ると、もうダムらしいのが見えてきました。
もう歩いてなんていられない。小走りでダムに近づいて
行きます。
2へ続く。
懐かしい思いで、拝見しました。 行かれた事を書かれていたので、楽しみにもしてました♪
小走りしてしまう気持ち、よく分かります。
最初の登りが、そこそこ大変だった記憶が。
続きの2も楽しみにしてますね♪
いつもありがとうございます。
随分更新サボってました。
なにかと不思議なダムでした。古いダムなのに、かなり
現役感あふれる感じでしたし、ダム湖が小さい故にす
ごく水流が有って面白かったです。
またそんなやつをお教え願います。四国でいっぱい出
して頂いているんですが、ちょっとついていけてない
です。
ではまたよろしく〜。