カテゴリ
ダム・発電所(334)
鉱山(62)
林道(59)
隧道(117)
(19)
鉄道(61)
その他(121)

2012年07月18日

祖母谷の奥の隧道3

なんとなく3まで引っ張ってしまいましたが、もう
これで終わりです。

欅平駅の夕刻。
順番おかしいですが、これは、祖母谷の奥の
隧道から退散してきている図です。

あんなにたくさん居た観光客も殆ど見えません。
01.JPG

02.JPG

03.JPG

相変わらず真っ暗な中到着する宇奈月駅です。
04.JPG

寂しく退散してまいりました・・・・
05.JPG

それではその時の様子、「祖母谷の奥の隧道3」を
どうぞ。

ロックシェッドから砂防を望みます。
06.JPG

07.JPG

祖母谷第4号砂防ダム
昭和55年11月
北陸地方建設局
堤高 25m
延長 75m
施工 佐藤工業
08.JPG

振り返り。
09.JPG

味のあるテントの倉庫が出てきました。
10.JPG

しかし雨はしのげなくなってしまっています。
11.JPG

さらに進んでいきます。
12.JPG

砂防に・・・液面計でも有るのでしょうか。
雪除けのようなのが付いています。
13.JPG

その反対斜面には、通信ケーブルでも有るので
しょうか。 何か扉付きの穴が有ります。
14.JPG

15.JPG

林道は怪しさを増していきます。
16.JPG

もはや車は通過できない状態。
17.JPG

草も左右から迫ってきつつあります。
18.JPG

さらに進むとまた崩れているところに遭遇
します。
19.JPG

それでも誰か通っているのでしょうか。
いやそんな風にも見えません。
でも捨てられゆく道、ということも無いような
気がします。
20.JPG

上流へ進むにつれ、川は激しい感じになって
います。
21.JPG

まだまだ林道は続いています。
22.JPG

雨は一向に止む気配は無く、傘は手放せません。
23.JPG

ここで見る水の持つ雰囲気は、生きている
黒部を実感させる力を秘めているようです。
24.JPG

林道とは言え、誰も来るはずのない雨の中を
一人でいる、という孤独感は下廊下を歩いて
いるよりも強いものが有るかもしれません。
25.JPG

さらに砂防が登場します。
26.JPG

ここにも雪除けのようなのが有ります。
27.JPG

当然ながら落石も放置されています。
28.JPG

もうそろそろいいんだけど、と思い始めたその時・・・
29.JPG

大崩落地が見えてきました。あぁこれで終わりだ。
30.JPG

終わりを十分感じさせる迫力です。
何故か?
ガラガラガラー。
目の前で岩が降ってきているのです。
近寄ってはいけない!!
かなり鈍い自分でも直感します。
31.JPG

自分よりも大きな岩にちょっと手をかけると
簡単にグラっと動くのです。
久しぶりの恐ろしい場所です。
32.JPG

それでも、ちょっと・・・ちょっとだけ何とか
登ってみます。

すると・・・

見えた!  隧道だ。
入口まであとちょっとなんだけど・・・、
今行くのは??
絶対ダメです。
33.JPG

あぁ・・・せめて覗いてみたかった。
いや、しかし無理だったと思います。
34.JPG

35.JPG

写真では表現できていませんが、久々に
恐ろしい場所でした。
雨が降っていたから特にそう思ったのかも
しれません。
しかしこの先はもう誰かに託したいと思い
ます。くれぐれも気を付けてチャレンジして
頂けたらと思います。
36.JPG

この隧道は、あの砂防工事に絡んでいるもの
と思われます。
37.JPG

38.JPG

足もとが不安定で写真に動きが有りませんが、
周辺の雰囲気です。
39.JPG

40.JPG

振り向くのもおそるおそる、退散。
41.JPG

国土地理院、2種類。
42.JPG

43.JPG

posted by Shimneti at 01:06| Comment(6) | 隧道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ガラガラガラーの動画があれば、その恐ろしさが伝わるかと。 (そろそろシマさんも動画デビューなされてわ??)

しかしながら、危険極まりない雰囲気はなんとなく伝わりました。

余談ですが、過去の記事、一部リンクされたんですね。 このリンク作業もかなり大変だったのでわ??

残業の疲れが、癒されました♪
Posted by キリ☆ at 2012年07月18日 22:58
キリ☆さま こんばんは。

やっぱ動画必要ですね。 今度のパソコンは速いから
動画も有りですね。 でもなんだか馴染まない・・・

祖母谷奥の隧道。しょぼい結末となりましたが、結構
崩落が群発していて怖かったです。

それと、前々からリンクさせたくて仕方なかったので
日曜日にやり始めたのですが、もう面倒で面倒で。
しばらく放置ですよ。

キリ☆さまはお忙しそうですが、そちらの更新も楽
しみにしております。 ではまたよろしくです。



Posted by shimneti at 2012年07月19日 20:51
はじめまして。このルートはずっと気になっていたのですが、状況がわかって助かりました。
これからもお気をつけて。
Posted by ちゃりん子 at 2012年07月25日 17:06
はじめまして。 コメントいただき有難うございます。

なぜだか頂いたコメントが反映されてなくて、お返事
も遅れてしまい申し訳ないです。

それと、ずっと気になっていたルートとのことで、それ
はわたしもそうだったのですが、こんな中途半端な公開
をされたら、楽しみが半減したのではないかと申し訳な
く思います。しかし隧道をくぐったわけでもなく、反対
側の坑口を見たわけではありませんので、また行かれた
あかつきにはお教えいただけたらと思います。
天候と地震さえ安定していれば細心の注意で突破可能と
思いますのでぜひお願いいたします。

ではまた引き続きよろしくおねがいいたします。

Posted by shimneti at 2012年07月27日 23:17
はじめまして。

あのトンネル、埋まってしまったのですか。
とても驚いています。
実は数年前(2009年)に行ったもので・・・。
放置状態になっていたブログにその時の写真をアップしてみました。
よろしければご覧ください。
私が行った時と季節も天候も違うので全然イメージ違っていますね。
Posted by あの峰の向こうに at 2013年02月23日 03:10
はじめまして。書き込み有難うございます。

そして更新頂いたブログも拝見しました。トンネル
の上の沢を行こうとされたというのが面白いですね。
そんな方がいるんだなぁ・・と。

2009年は全く大丈夫で、現役っぽいですね。
2011年阿曽原に泊まった時にご主人から祖母谷
方面で崩落が有った(確か地震と仰せだったと思い
ます)、とうかがったので、ダメもとで行ってみま
した。

2009年に現役だということは、きっと修復される
のでしょうね。また晴れた日に訪れてみたいものです。

貴重な写真を有難うございました。今後ともよろしく
お願いします。

 
Posted by shimneti at 2013年02月24日 23:26
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: