しているうちに、もう7月になってしまいま
した。
良いシーズンだと言うのに、どこに行く予定
も入れられていません。
2011年の自分勝手なハイライトは、もう
すでに記憶の彼方へ飛んでいきつつあります。
@仙人谷ダム−既に投稿済
A祖母谷温泉の奥の最果てに有る隧道
正直なところ、@仙人谷ダムよりも、Aの
祖母谷温泉の奥へ続く林道最果てに有る
隧道の方がここ数年気になっていました。
見つけたのは、某岐阜の御仁から国土地理院
のサイトを教えられてからなのです。
へぇ〜そんな便利なのが有ったのか。
今まで見飽きる程見ていた2万5千分の一
に載っているというのに見落としていたのです。
そうこうするうち、道中が大崩落した、という
情報を聞いたため、居ても立ってもいられなく
なり、仙人谷とあわせて行こうとしたわけです。
ところが、9月に行った仙人谷は、それだけで
時間切れとなってしまった為、11月に再び
ここの為だけにトロッコに乗ることにしました。
ただ最初に言っておくと、成功はしませんでした。
なら、なんで投稿するのよ、と言うことになり
ますが、それは・・・なんとなく、次回すぐ行くこと
にはなりそうにないから・・・かな?
これを見て、行きたくなって、わざわざトロッコに
乗るような馬鹿はここにいます。
清水(しょうず)や不帰(かえらず)へ登るルート
の先に有るので、間違って行ってしまった馬鹿
ではない人は他にも居られることでしょう。
道中、他にも隧道が有るので、それも兼ねての
記録ということで適当に見流してやってください。
目指すはここです。
宇奈月駅。
雨の予報の中、性懲りもなくやって来ました。
出平ダム
黒部川第二発電所
扉付きのトンネル。
・・・の隣のあの隧道。
歩いて行きたいですね。
小屋平ダム
何かの競技場のようなゲート格納庫
欅平着。
皆様 改札へ向かうのに、自分だけ反対方向に
行きます。
この先も見てみたいなぁ。
工事の方がよく出入りされている扉。
雨なのでみんなどうしようかと思案されて
いるのだと思います。
トロッコに乗るだけでも楽しいので、ちょっと
駅周辺を散策されたら帰って行く方も多い
ことでしょう。
一方の私のほうは雨を覚悟で来たので、すぐに
外に出ました。
10月7日を発端に地震が多発し、仙人谷より黒部側、
旧日電歩道側は通行出来なくなったこともあり、
阿曽原温泉は例年より早めに山を降りられたようです。
水平歩道入口もロープが張られ、通行禁止となって
おります。
「通行禁止」
「平成23年10月5日以降、長野県北部で地震が
頻発しております。
この地震の影響により、旧日電歩道各所において
落石・崩壊が多く発生しており、一部に歩道が崩落
している箇所もあることから、通行できる状況では
ありません。
(落石による負傷者も出ております。)」
関西電力(株)
富山県警察 山岳警備隊
阿曽原温泉小屋からも貼り紙がされております。
降りてきて、トロッコのトンネルを見ながら、
工事の方を覗いてみます。
銀塩を探すともっと面白い写真が有るとは
思うのですが、デジタルほどバシャバシャ
やってないしなぁ、と悔やまれます。
小黒部谷コンクリートプラントの工事のよう
です。
このトンネルを抜けたら小黒部谷なのでしょうか。
行ってみたいけど、絶対実現しないですね。
トンネル名はおそらく小黒部トンネルと書いて
あるのだと思います。
欅平監督員詰所解体工事の横を通ります。
ここ最近(20年以上)、猿飛峡の方の隧道は
通ってないです。今回もこっちには行かず。
祖母谷温泉の看板が出ています。
橋の上から、手前黒部川第三発電所
奥、新黒三発電所
近づけないので望遠で。
ここからは危険地帯。
看板に書いてあることがいいですね。
「生きている黒部を押さえ込むことは人間には
不可能だ」、と。
そして、「怖いと思ったら、ここで引き返せ」、と
なっています。
昔は、こういうところに停まっているのは
たいがいJ36だったのに、時代が変わりました。
テラノです。
良いですねぇ。働くテラノ。
傘要らずの岩(人喰岩)の下を行きます。
ここで新兵器発見。
ヘルメットが並んでいます。
キーワード。
「100%の安全を保障しているものではない。」
「自己責任」
「ヘルメットは個人の判断において利用」
「この先は生きている黒部を体験できるエリア
でもあります。自己責任で訪れた方には、きっと
感動を与えてくれることでしょう。」
橋を渡った所にも似たような看板が有りましたが
以前はこんなの有りませんでした。
これだけの観光地。やはり何か問題が有ったの
でしょうか。どうもこんな書き方好きじゃないです。
でもやはり書かざるを得ないのでしょうか。
もし私に何か有った場合、家族はここに文句
を言わないようにしてもらいたいと思いますね。
雨がざぁざぁ降る中、歩いて行きます。
先程まで何人か観光されている方が居たの
ですが、いつの間にか誰も見かけなくなり
ました。
一発目の隧道が現れました。
「奥鐘山トンネル」です。
なるほど、一応奥鐘山の麓ですから。
そして隧道入口左側には、旧道が延びています。
なんとなく、行けそうな雰囲気ですが、観光地
ですから行きません。
素直に隧道を通ります。
出てきたところを振り返り。
旧道側は?
旧隧道が見えていますよ。
こりゃいいね。ちょっとくぐりたいですが
我慢我慢。
望遠で我慢です。
まだ序の口。 2へ続きます。って程のネタ
でもないのに・・・・
なので、ぼくもよく書きます。 まぁ、ぼくの場合は自分で読んで、『あ〜、こんな事もあったなぁ』って思う為の記録でもあります。
『自己責任』の看板には、共感しました。 ぼくも、ムリと判断したときは、素直に諦めます。 スキルアップしてからにチャレンジするようにしてます。
国土地理院は、元はと言えば、シマさんあっての物ですから。 (あの頃が、懐かしいです)
キリ☆さん、毎度ありがとうございます。
そうそう。国土地理院。キリ☆さんとの懐かしい思い
出ですな。国土地理院のサイトもあれから電子国土
基本図に変わってしまって、送電線情報などやっぱり
2万5千のサイトへチェンジしたりして見ていますが、
いつまで継続してもらえるやら、ですね。
「『失敗』なのに投稿」・・・そうなんですよ。
生きている黒部の迫力に舌を巻いて退散。。ですから
ね。 もう本当に記録以外の何物でもないです。
とりあえず、行ってきた証、という感じ。
あの看板なのですが、あんなこと書かれると、なんだ
か無責任感が漂っていて、逆に無いほうが気持ち良い
んですが、どうです?仕方無いんですかね。
お互い気を付けて、ですよね。 ではまたよろしく
お願いします。