自分の見たいところ中心の記録ですので、ダム
全体はこちらを見ていただけたら、と思います。
さて、関電人見寮からトンネル内を歩いています。
高熱隧道。すでにかなり熱くなっています。
鉄道が好きな人や、ダムが好きな人にとっては、
とても開放的でありがたいのですが、ここはこんな
人工物が有るのも不思議なくらいの山の中なの
です。ここを仕事以外で通る人は、大半は登山者
です。
たとえば、ここ。ダムへは左に行かないといけま
せん。阿曽原だと右の隧道へ行ってしまうかも
しれません。実際は阿曽原は後ろです。
一般観光地で、この案内だと、間違い続出でしょう。
しかしここはよく知っている人しか来ない場所だ
から、そんなに問題は起こらないのでしょう。
レールを左に見ながら、隧道の外側の通路を通って
行きます。
こんな感じ。
フェンスが有りますが、車両の出入りができるように
なっています。
隧道内が熱いので、外からの空気が白くなって
います。
フェンスが無くてもあまりに熱いため、間違えて
入って行く人は居ないでしょう。
さらに進みます。
やがて線路を渡る形になりました。
ここで右を見ると、高熱隧道。
左を見ると、水路橋の上。 仙人谷駅です。
駅と言ってもホームが有るわけではありません。
列車がここに停まるだけです。
駅は後で立ち寄ることにし、先へ進みます。
こういうのが無いと、本当に合ってるんだか大丈夫
かな、という感じです。
この矢印もちょっと微妙ですね。
「阿曽原」と書いてあるので間違わないですが、
「旧日電歩道」だけ書いてあるとややこしくなり
ますね。
間もなくダム管理所へ到着しました。
仙人谷ダムは平成19年度、近代化産業遺産に認定
された、とあります。
御用の方か・・・
御用が有ったわけではないのですが、今回は登山目的
ではなく、ダムを見に来たため、ダム周辺をうろつく、
ということも有るので、一応声をかけておきました。
ここでいよいよ外に出ます。
ドアが閉まっているのは、動物の侵入防止の為です。
出たところはダムの左岸です。
この先が人見寮。
昔、ここを歩いたことが有ると思うのですが記憶は定か
では有りません。
出てきた扉はこれです。
対岸、右岸のあの斜めの場所。行ってみたいです。
水利看板ゲット。
では天端へ。
階段を上がる前に振り返り。
下流側を眺めながら階段を上がります。
列車を待つ作業員の方の姿もよく見ると見えます。
後ろには寮。
右岸は黒四発電所の入口隧道です。
中島みゆきが紅白で歌ったあの場所です。
天端着です。
左岸方向、こちらは雲切新道から仙人小屋方面です。
ちなみに雲切新道は阿曽原温泉のご主人、佐々木さん
が開拓した道です。ですので私は通ったことが有りません。
この赤い矢印の看板も、ちょっと誤解を生みます。
これだけを信じると雲切の方に行ってしまいそう。
こっちがわかりやすいです。見落としたら大変。
これが登ってきた階段。
天端、右岸方向を見ています。
ダム上流側です。
黒部の山奥に有って、難工事を極めたダムの湖としては
少々寂しい感も有る上流の風景です。
下流側。矢印の場所が気になりますね。
ここと、
ここ。
いろんな仕掛けが有って、興味が尽きません。
もう少しゆっくり居たいし、下流にも行きたいところ
ですが、それは叶いません。
右岸の様子です。
黒四の入口の横に車が付けられるようになっています。
列車からの荷物をここから搬出するのでしょう。
先ほどトラックが停まっているのが見えていました。
登山者の為に開放してくれている天端の通路も右岸は
ここから降りることになります。
リムでしょうか。
最近入られた形跡はないです。
工事中でした。
右岸上流側から振り返ったところ。
旧日電歩道は、9月10日現在開通では無かったのですが、
何人か阿曽原で合流しましたので、なんとか通れるよう
でした。
正式開通が有ったかなかったか、10月7日に地震で崩落
が発生し、このシーズンは終了しました。
黒部に限らずですが、山は、自然はこうして変化をしていっ
ているのだと思います。
右岸から左岸、仙人小屋方面のルートを眺めながら
もう少し先、S字峡谷手前まで進みます。
仙人谷ダム3へ続く。
とても参考になります。
でも今は、やっぱり怖いので行く気分になれないです。 正川第一ダムで滑落したのがトラウマで。
あ〜!でも行ってみたい!
『水利看板ゲット』ってのが、何気に嬉しかったです♪
久しぶりに家に帰りました。
ネット工事はもう少し先になりそうです。
正川第一では本当の恐怖体験だったんですね。
なんだか楽しげに見えたもので・・・
自分も気をつけないと、と思います。猿に注意
ですよ。 きっとキリ☆さまも行かれること
でしょう。
四国シリーズも少しかと思ったらたくさん有って、
自分では行きそうもないアングルもいっぱい有っ
て、行かなくても結構お腹いっぱいですよ。