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2012年05月27日

仙人谷ダム2

仙人谷ダム パート2です。
自分の見たいところ中心の記録ですので、ダム
全体はこちらを見ていただけたら、と思います。
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さて、関電人見寮からトンネル内を歩いています。
高熱隧道。すでにかなり熱くなっています。
鉄道が好きな人や、ダムが好きな人にとっては、
とても開放的でありがたいのですが、ここはこんな
人工物が有るのも不思議なくらいの山の中なの
です。ここを仕事以外で通る人は、大半は登山者
です。
たとえば、ここ。ダムへは左に行かないといけま
せん。阿曽原だと右の隧道へ行ってしまうかも
しれません。実際は阿曽原は後ろです。
一般観光地で、この案内だと、間違い続出でしょう。
しかしここはよく知っている人しか来ない場所だ
から、そんなに問題は起こらないのでしょう。
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レールを左に見ながら、隧道の外側の通路を通って
行きます。
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こんな感じ。
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フェンスが有りますが、車両の出入りができるように
なっています。
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隧道内が熱いので、外からの空気が白くなって
います。
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フェンスが無くてもあまりに熱いため、間違えて
入って行く人は居ないでしょう。
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さらに進みます。
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やがて線路を渡る形になりました。
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ここで右を見ると、高熱隧道。
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左を見ると、水路橋の上。 仙人谷駅です。
駅と言ってもホームが有るわけではありません。
列車がここに停まるだけです。
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駅は後で立ち寄ることにし、先へ進みます。
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こういうのが無いと、本当に合ってるんだか大丈夫
かな、という感じです。
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この矢印もちょっと微妙ですね。
「阿曽原」と書いてあるので間違わないですが、
「旧日電歩道」だけ書いてあるとややこしくなり
ますね。
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間もなくダム管理所へ到着しました。
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仙人谷ダムは平成19年度、近代化産業遺産に認定
された、とあります。
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御用の方か・・・
御用が有ったわけではないのですが、今回は登山目的
ではなく、ダムを見に来たため、ダム周辺をうろつく、
ということも有るので、一応声をかけておきました。
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ここでいよいよ外に出ます。
ドアが閉まっているのは、動物の侵入防止の為です。
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出たところはダムの左岸です。
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この先が人見寮。
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昔、ここを歩いたことが有ると思うのですが記憶は定か
では有りません。
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出てきた扉はこれです。
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対岸、右岸のあの斜めの場所。行ってみたいです。
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水利看板ゲット。
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では天端へ。
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階段を上がる前に振り返り。
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下流側を眺めながら階段を上がります。
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列車を待つ作業員の方の姿もよく見ると見えます。
後ろには寮。
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右岸は黒四発電所の入口隧道です。
中島みゆきが紅白で歌ったあの場所です。
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天端着です。
左岸方向、こちらは雲切新道から仙人小屋方面です。
ちなみに雲切新道は阿曽原温泉のご主人、佐々木さん
が開拓した道です。ですので私は通ったことが有りません。
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この赤い矢印の看板も、ちょっと誤解を生みます。
これだけを信じると雲切の方に行ってしまいそう。
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こっちがわかりやすいです。見落としたら大変。
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これが登ってきた階段。
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天端、右岸方向を見ています。
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ダム上流側です。
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黒部の山奥に有って、難工事を極めたダムの湖としては
少々寂しい感も有る上流の風景です。
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下流側。矢印の場所が気になりますね。
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ここと、
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ここ。
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いろんな仕掛けが有って、興味が尽きません。
もう少しゆっくり居たいし、下流にも行きたいところ
ですが、それは叶いません。
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右岸の様子です。
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黒四の入口の横に車が付けられるようになっています。
列車からの荷物をここから搬出するのでしょう。
先ほどトラックが停まっているのが見えていました。
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登山者の為に開放してくれている天端の通路も右岸は
ここから降りることになります。
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リムでしょうか。
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最近入られた形跡はないです。
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工事中でした。
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右岸上流側から振り返ったところ。
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旧日電歩道は、9月10日現在開通では無かったのですが、
何人か阿曽原で合流しましたので、なんとか通れるよう
でした。
正式開通が有ったかなかったか、10月7日に地震で崩落
が発生し、このシーズンは終了しました。
黒部に限らずですが、山は、自然はこうして変化をしていっ
ているのだと思います。
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右岸から左岸、仙人小屋方面のルートを眺めながら
もう少し先、S字峡谷手前まで進みます。
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仙人谷ダム3へ続く。
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posted by Shimneti at 16:04| Comment(2) | ダム・発電所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仙人谷ダムへの行き方として、これほど参考になる記事を書かれているのは、ぼくの知る限りシマさんくらいかと。

とても参考になります。 

でも今は、やっぱり怖いので行く気分になれないです。 正川第一ダムで滑落したのがトラウマで。

あ〜!でも行ってみたい! 

『水利看板ゲット』ってのが、何気に嬉しかったです♪
Posted by キリ☆ at 2012年05月27日 23:07
キリ☆様 返事がおそくなりすみません。
久しぶりに家に帰りました。
ネット工事はもう少し先になりそうです。

正川第一では本当の恐怖体験だったんですね。
なんだか楽しげに見えたもので・・・
自分も気をつけないと、と思います。猿に注意
ですよ。 きっとキリ☆さまも行かれること
でしょう。

四国シリーズも少しかと思ったらたくさん有って、
自分では行きそうもないアングルもいっぱい有っ
て、行かなくても結構お腹いっぱいですよ。

Posted by shimneti at 2012年06月10日 10:41
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