もうしばらくの間災害の為 通行止になっています。
※これは5月の話で、今は開通していると思います。
(雪でダメか・・)
しかしフェンスは誰かの手で移動されていたので
車で侵入します。
滋賀県側坑口です。
トンネルは、三重県側にゲートがかかっています。
通行止めなんだから、堂々とトンネル内に車を
放り投げて登山体制に入ります。
なんで登山体制に入っているかと言うと・・・
これです。わかりますでしょうか。
昭文社の登山用地図だと上水貯水池・・・
ヤマケイの登山の本だとこうです。
貯水ダムなどと書かれているのです。
国土地理院で見ると・・・
御在所には何回か登りましたがダムは知りま
せんでしたよ。
思い立ったら・・・ と思ってすぐに行ったのが2月。
滋賀県側、鈴鹿スカイラインの旧料金所跡の前で
ゲートがかかっていました。
こんな所から歩いたら大変。 あっさり中止。
5月にやって来たというわけです。
武平トンネル
1971年10月竣工
延長 325m 巾6m
(株)熊谷組
トンネルからすぐ先には「武平峠ルート」が横切って
います。
これが「武平峠ルート」。
でも今回は無視してもっと先の「表登山道」を
目指します。
工事中で、登山者は車道を通らないよう促して
います。
車道はちょっと先に工事箇所を見ながら
少し登山道へ入ります。
車道のすぐ横を通っています。
しかしすぐに車道に出てきてしまいます。
ここで再び登山道へ入るのですが、せっかくなので
ちょっと工事を見て行きます。
ちょうど昼時で作業をされている方々は休憩中
でした。
再び登山道へ入ります。
登山道からは時々車道が見えます。
法面の補強工事箇所を見上げます。
斜面の最も高い部分には表登山道が通っている
はずです。
やがて表登山道入口へ来ました。
しかしここから登る人はあまり居ません。
「表」とは言え、ここからは急登なので殆どの方は
下りに利用されます。
私もだいたいが「中道」から登るのですが、今日は
ダムさえ見れれば良いので結果を急いで「表」
から登ることにしました。
車道だと一杯歩かないといけないところを登山道
だとショートカットで進んでいけます。
ところどころ車道と出合います。
ぐんぐん高度を上げていきます。
先ほどはあの車道の対岸に居たわけです。
途中、百間滝が有ります。
この時期、水があまり無く少々迫力には欠けて
いました。
ここが最大の難所でしょうか。
まぁ難なくクリア。
登山道途中にこんなのが有るので要チェック
と思っていたのですが、後でここが貯水池ダムの
入口だとわかりました。
山頂到着。
当然ながら山頂であちこち、ひとしきり遊んで写真
もいっぱい撮ったわけですが、割愛です。
と言いながら少しだけ貼っておきます。
レストラン「アゼリア」です。
ロープウェイが有るので頂上は人で賑わって
います。 登山で来た者にとってはこれが結構
興ざめです。
御在所レーダ雨量計 も撮っておきます。
てっぺんのドームの中に有るアンテナからの電波
が雨に反射して、その強弱で雨量がわかるという
ものです。
計測範囲はなんと半径200kmもカバーしていて
近畿圏がすっぽりおさまっております。
一等三角点も撮っておきます。
では、やっとダムの方へ向かいます。
武平峠を通る登山道へ向かう道です。
第2ケルンが有ります。
やがて三叉路にきます。真ん中と右が武平峠方面
です。
左に行くとユースホステルの方で、ダムが有るはず。
しばらく進むと到着です。第3ケルンは残っていますが
ユースホステルは撤去されていました。
ここから見下ろすとダムがあります。
砂防のようなダムです。
望遠で配電室。でも廃墟っぽいです。
こちらは新配電室でしょうか。
この下にポンプ室が有ります。
下りていく道が付いているので行ってみます。
堰堤上を歩くことが出来ます。
先ほど上から見えていた越流部をまたぐ橋です。
高さは結構ありますね。
新配電室とポンプ室が見渡せます。
上水を貯水して山頂へポンプアップしているの
でしょうか。詳しいことはわかりません。
ダム湖の様子です。
左岸に近づくと草むらの中に建物が見えます。
やはり配電室は廃墟です。
左岸から見たところです。
ではポンプ室方面へ降りていってみます。
ポンプ室の屋根。
ここから見るダム。
やっぱり砂防のような形です。
ではこのまま左岸を進んでいきます。
ちゃんと道がついています。
しかしあまり整備はされていないようです。
やがて表登山道へ出てきました。
来るときに通ったこの場所だったわけです。
登山をしないと来ることが出来ないダム・・
と言いたいところですが、ロープウェイで
簡単に来ることが出来ます。
興味の有る方は少ないとは思いますが是非
どうぞ。