が有る。
それをヘボいながらも追いかける、という楽しさを
覚えた1年だったと思います。もう師走入り随分と
押し迫ってまいりましたが、まだ4月のネタです。
イビデン広瀬発電所。
考えてみれば、まだアップしていないネタも含めて
自分にとってはかなり今年のハイライト的なネタの
一つです。
近辺の林道も含めて楽しい思い出が一杯だったと
写真を見て今頃気づいている次第です。
発電所と水路と取水堰堤を訪問しました。
こちらの写真は2009年2月に訪れた時。
現役の発電所です。絶賛放流中。
二つの放流口の間に有る看板。確かに急に
これだけの放流をされると怖いですね。
水圧鉄管。登山のショートカットルートに利用
すると、必ず道中の珍しい建築物に興味を
惹かれてしまって、登山にならない代物です。
望遠で見てもそそられますな。
発電所へ続く道中には、
測水らしきのがあります。
その横に有るのは何でしょう。
発電所入口です。
現在の厳重な門の手前に、昔の門柱が建って
います。
フェンス隙間から撮影。
壁のちょっとした模様が時代を感じます。
建物の裏手へ回ってきました。
駐車できるような広場になっています。
至近距離に鉄塔が居ます。
広場から水圧鉄管を跨ぐ鉄橋がかかって
いて、グラウンドに出ることができます。
発電所横にグラウンドです。
これは橋の上から発電所を見たところです。
そして逆に、橋の上から水圧鉄管上部を見た
ところ。
この発電所でも水圧鉄管は建物に入る前に
お行儀良く方向を整えています。
長い水平部で流れを減勢している感じです。
水圧鉄管が上っていく場所まで近づいてみます。
立入禁止の看板とフェンスはどうも林の方に
向けて付いています。
水圧鉄管には何も付いていません。
例によって水圧鉄管のチェックをしながら
登山がてらに行って来ました。
良い景色です。
ただ、高所恐怖症の方にはおすすめできません。
最後のひと登りです。
通気です。・・が改めて考えてみると、落水中に
エア噛みしても良いんでしょうか。どういう運用
をするのか知りたくなります。
上部池に到着です。
ここまで登ってきた甲斐があります。良い眺め。
振り返り。
コンクリートはかなり傷んでいます。
今は使われていなさそうなゲートに、横の階段が
良い雰囲気を醸し出しています。
中抜きしてCON打してあります。
薄い感じがたまりませんな。
池の横には小屋が有りました。
引き戸に少し隙間がありました。
中にはちょっとだけ工具が置いてあるだけ
でした。
池は今まで見てきたイビデンの沈砂池にとても
よく似ていました。
除塵設備が有ります。
ちゃんと漏電チェックもしているんですなぁ。
折角なので一周してみます。
監視されてるようです。
山の上で、とても静かな場所ではありますが、
水流は決して穏やかではありません。
川上取水堰堤と殿又谷の取水堰堤からの水
はこの奥から水路隧道を通ってやって来ます。
そして、この山の上からは、そっち方面へ行く
道路も見下ろせます。
水路隧道です。
隧道の上から反対側を。
除塵機の左下へ水路鉄管が延びています。
上部池の越流部分です。
越流した水は、あさっての方向にこれまた
隧道で下っていきます。
どこへ行くんでしょう。これは追いかけていません。
その隧道の上から越流部を撮影したところ。
排砂門の上に排砂門、という出で立ちです。
これも沈砂池で見た形です。
水圧鉄管のところまで一周して戻ってきました。
隧道を含めて越流部を振り返ります。
名残惜しみながらも、
一気に降りました。
ゲート横の薄っぺらい階段サイコーです
あの形にしないといけない理由がわかりません
下りるのがなかなか怖そうで
滑ったらあっという間に下まで行けそう
下から望遠で見えていた姿に惹かれてしまいまし
た。水圧鉄管の間の階段のしんどさを吹き飛ばし
てくれる期待以上のお姿にとても満足しましたよ。
ただ立入禁止じゃないから、と言って投稿する事
には、いささかの罪悪感があったことは確かです。
滑ったらあっという間に・・・と言う決して安全
が確保されているような場所では無かったので、
やはり一般公開してるわけではないんでしょうか
ね。これ以上厳重にしないで頂きたい、と願いな
がらも投稿しちゃいました。
薄い階段の現地では「ここまでやっといてコンク
リート節約かね?」って叫んでましたよ。そんな
理由じゃなかったりして・・・