道の駅 「星のふる里ふじはし」は観光客で一杯です。
この一角に国産初の立軸水車が有るので見ていきます。
大正1年設立の 揖斐川電力(現イビデン)が
横山ダムにより水没する前の西横山発電所で使用して
いたものです。
4台有ったうちの1台が里帰りしてきたというわけです。
発電機はジェネラル・エレクトリック(アメリカ)ですが、
水車が国産初ということです。(電業社製(芝浦製作所
水車部門))
昭和38年横山ダム建設までの間、大垣市内の摂津紡績
大垣工場(後のユニチカ)へ電力供給していました。
そのイビデンが 大正10年に運用を開始させた東横山発電所。
現役です。
当初から使用されている煉瓦造りの建物を見ることができる
のです。
山の緑の中に煉瓦造りの色合いが素晴らしいです。
珍しい形の鉄塔です。
現在は殆ど使用されていない形だそうです。
この建物は 数年前は青い屋根でした。
現役で維持されています。
水圧鉄管を跨ぐ道路もいい風合いです。
これはその道路からの写真。
建物に入る時は「平行に」 という法則があるみたいに
徐々に角度を変えて建物へ入って行きます。
この階段を上がって上部貯水槽に行きたいものです。
いろんな角度から愛でました。
時は変わって、2011年4月10日、
水圧鉄管横、橋川谷の巡視路にちょっと
だけ上がってみました。
橋川谷の上には上部水槽が有ります。
次に、上部水槽の入口にやって来ました。
ゲートが有るのですが、横にはけもの道が
有って、人の出入りくらいならゲートの開け閉め
をしていないような感じです。
だからと言って入ったかどうかは??です。
望遠の写真だけ貼っておきます。
素晴らしい水路隧道の入口も有ります。
次には、新川尻橋のそばに有る水路の横坑です。
国道から見えていますのですぐにわかります。
小津権現山への登山口の脇に風穴のように
有ります。
柵の隙間から覗いてみました。
あまり何の音も伝わっては来ません。
やはり一見風穴のように思ってしまいます。
場所はここです。
次は矢中谷へ向かいます。
場所はここです。谷を跨いでそうですから。
矢中谷への林道分岐に来ました。
チェーンがかかっていたので歩きです。
水路らしきのが見えてきました。
素晴らしい!3連アーチになっています。
以前、車で林道目当てに来た時には気付いて
いませんでしたが、改めて来てみて良かった
です。
水路橋の上は点検歩廊になっていますが、
立入禁止でした。
水路は隧道でこのまままっすぐ進むのですが
巡視路は右へ回っています。
この先にも何ヶ所か谷が有るのできっと
誰も見たことのない水路橋がまだ有るのだ
と思われます。
その為の点検用巡視路なわけです。
水路はさらに続いていきます。