大河原発電所の取水口部分へ行ってみよう
としました。
ルートは山越えしかない、と思いました。
今日の自分の動物的勘の良さは抜群で、
一発命中! 何の案内も無いこのルートを
迷うことなく的中させました。
周りは茶畑か山。 なんとか車で走れる道も
わずか。
しばらく進むと急に斜面になってしまいます。
階段が付いている!
これで確信しました。ここがルートに違い有り
ません。
おなじみの金属橋。
険しい道です。 しかし、電柱が見えています。
VAマークに開拓の文字。
険しかった道も終わり、斜面下に取水が見えて
きます。
水平道は左にカーブして行くのですが、
途中で折り返して、左下へ階段が付いて
います。
まずは左下から行ってみることとします。
これがその降りていく階段。
取水へ向かって急降下です。
途中、ケーブルのテンションを張る物が
有ります。
どんどん急降下。
しかし・・・やっぱり・・・
ゲートでお終い。
なぜかほっとしてしまう自分です。不思議。
ただし、それは現地での話。
こうやって帰って写真を見ていると、なぜ
もっと突っ込んで撮影しなかったのか、と
後悔してしまいます。
この色使いはどういうことなんだ?と現地で
つぶやいていました。
お決まりの、フェンスの隙間からの撮影です。
しかしこれじゃ何もわかりません。
とにかく、あの趣の有る穴の方ではなくて
水門の有る方が見えているようです。
早々あきらめてケーブルのテンション巻き上げの
所から、下流側へ向かいます。
しかし・・
排砂ゲートの操作部までで終わり。
仕方なく、先ほどの水平道まで戻ります。
さらに下流へと道が付いているからです。
ただ、先ほど行かなかったのは、こちら側は
どう見ても整備されていなかったからです。
近年誰も通っていないように見えるのです。
しかし、我慢して進みます。
なんとなく、ここはきれい。
誰も来ていないわけでは無いのかな?
しかしところどころ、踏み跡怪しき、です。
そして、鬱蒼とした草の合間から見えるのは、
思ったより下流に来てしまったようです。
ダム堰堤の右岸に出てきてしまったようです。
もはや道ではない・・・
しかし足もとを謝っては絶対になりません。
即、水にポチャン、なのです。
これは振り返り。 道には見えないでしょう?
ダムの右岸に立っています。
ちょっと堰堤上を歩いて行きます。
この下にトンネルが有ります。
そしてそこからダム湖側、この石積みは何
でしょう。
更に堤体上を越流部へ向かいます。
写真ではわからないですが、恐ろしく汚い水
で、さらにその水しぶきがすごい状態です。
臭いも酷いです。
水しぶきがレンズにかかり、それが乾くと
斑点のように汚れが残ってしまう程です。
そして期待するあの取水の穴は・・・
ここからじゃ見えないのでした。残念。
これが見えてたわけですな。
先ほどの石積みを反対から。
ダムの下へ降りてみます。
水しぶきのあまりの汚さに、近寄る気も
しない状態です。
水はヘドロのようです。
泡立っています。
遠くから眺めているにかぎります。
遠くからだときれい。
この右岸には水準点も有りました。
そして・・・あの険しい山道を再び戻って、
車道からダムを眺めます。
結局、ここから見ているにかぎるな。
あと
「あっけなく先を越されてしまいました」です
発電所施設の匂いがしましたか(笑)
嗅覚の未熟な私が行ったら迷いまくりでしょう
提体のトンネルは埋められているんでしょうか?
それとも排砂口?
高山ダム管理所のお知らせで、台風12号で大河原堰堤が損壊したとあるのは、提体じゃなくって角落としが壊れたって感じでしょうか?
ダメですねぇ
???ばっかりで
自分で行けってことですね(笑)
ほ、本当だ。お知らせに書いてある!
例によってまた知らずに行ってしまいました。
そしてまったく気付かず。
いやぁ、そういうことは先に言っておいて頂け
ませんかねぇ(笑)。
これはもうmt.tellさまに行って頂くしかない
でしょう。