10月になってやっと気付きました。
ダムマニアと言うと宮島咲氏のサイト名じゃないか、
と思ったら、やっぱり宮島咲氏著です。
発行はオーム社。表紙は宮ヶ瀬、裏表紙は丸沼バット
レスです。
さて、どんな写真が載ってるんだろう、と思って開いて
みます。 あれ?グラビアよりコラムの方が多いよ。
その、気になるコラムでは初級編がダムを知る、で、
中級編がダムを楽しむ。そして上級編がダムに行っ
てみる、となっています。
ダムが好きになった人が、これからダムを好きになろう
と思う人に対して、こう有って欲しい、と願う順番に
なっているじゃないですか。そしてダムを愛するように
なるまでに通る道がここに記されているのではないで
しょうか。そうして、色々なダムマニアに派生していくの
です。
また逆に既にダムマニアの人でもこの本を見ると、別
の楽しみ方に目覚めることができるかもしれません。
多くのダムが紹介されているのですが、それらの殆ど
はどのように楽しめるのかを参考とするために紹介
されているようです。応用の利く本ですな。
さらにまた、多くの機能の解説やダムの紹介にはマニア
ならどう思うか、ということが書かれているのです。
自分がマニアなのかどうかわからない人もこれを見て
自信が持てるかもしれません。
さて、私は巡っている数も少なければ、ダムカードも集め
ていません(提案者の宮島氏には失礼)。
それでもこの本を読んで自分がマニアであることを確信
しました。マニア的視点を持ち合わせているようです。
氏のサイトでは、盲目的にダムを肯定する、という多く
のマニアにありがちな立場から一歩引いた客観性が
魅力だと思っているのですが、この本でもそれが踏襲
されているようです。それでもダムへの好きがオーラの
ように出ている。それが表れているのがp117。写真の
審査までされると言う氏が、ただただダムが好きである
というオーラを発しながら愛情を注いでいるように見え
る良い写真です。誰が撮ったんでしょうね。
その他、p128の上の写真の漢字はあれで良いのかな
などと思いながら・・・
すっかり気に入って毎晩本屋に通うようになりました。
いわゆる立ち読み、と言うやつです。
この本屋、趣味のコーナーのダムマニアはすぐに売れて
しまいましたが、土木のコーナーにも置いてあって、
しばらく楽しめたのですが、やがてラストワンになって
しまいました。2310円。
このようにして我が家にもダムマニアがやって来たの
です。
ぼくが感銘を受けたのは、p036 ダムの目的の宮島氏と新聞記者とのやり取りです。
きっと、記者はぐぅのねも出なかったと想像しました。
キリ☆さんが記事に買ったと書いてあったので、自分も
投稿してみました。
p036。とっさにあのように言えたら相手ももうたじたじ
でしょうね。
楽しんで頂けたようで何よりです。
P117の写真は、いつもダムに同行してくれている妻が撮りました。
そんなにオーラが出てますかね(笑)
P128、これ、誤字ですね。ご指摘ありがとうございます。
もし、重版になったら訂正させていただきます。
貴重なご感想、ありがとうございました♪
初めまして、宮島様。
書き込み頂き有り難うございます。恐縮です。
御本人が見られることを想定せずに投稿してしまい、
立ち位置的に失礼なところをお許し願います。
気持ちに失礼はございませんので。
滋賀県内では殆どの本屋で売り切れてしまいましたし、
ネットでももう一部のショップしか残っていない
ようです。重版間違いなしです。
あまり無理はなさらず、それでも今後の御活躍も期待
致します。
キリ☆さま ほんとですよ。
本当か?と思いましたが本当でした。
神でもありますが、とても愛嬌のある背中をした
本物のマニア、ですね〜。