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2011年07月08日

三重 白倉林道 謎の橋(二ノ俣橋らしい)

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白倉林道に入り、銚子川第二発電所を越えてすぐに
あらわれるこの謎の橋。はたして林鉄のものでしょうか。
もうちょっと近くで見てみたいものです。
どうやったら行けるでしょう。
1月よりはやはり鬱蒼としてきました。
ロープ垂らすか・・
いやいや、橋に降りれても橋の向こうでストンです。
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結局こうなりました。
橋より大分下流にこんな分岐が有りました。
写真撮るのを忘れていたので、1月の時の
写真です。
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今は4月も末なので実際はもう少し鬱蒼として
いました。
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しかしこの道も川の手前でストンです。
すんなりとは行かせてもらえません。
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川の上の大きな岩をぴょんぴょんと軽快に・・・
と思っていたのですが・・・
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ぴょんつるりん、おっと、ぴょんつるりん、おっと危ない、
こんな調子です。
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水流に落ちそうになりながらもなんとか濡れずに
来ました。
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コンクリ橋です。
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左岸はここからではよくわかりません。
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水は深そうです。きれい。
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高巻くしかなし。
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左岸をよじ登ると、道らしき跡がありました。
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ちょうど橋の高さに近い場所です。
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私の立っている場所につながっていたものと
思われます。
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崩落した場所を下ります。
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上流側からの眺めです。
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鉄筋が見えています。
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痛々しい姿ながらも、橋自体の寿命はもう少し有り
そうです。ただあの石積みは危ういと思います。
もうちょっとでキャンテになりそう・・・
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橋から先、上流側へは、左岸を道の跡らしき
ものが残っています。
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巾的には林鉄と思っても良い感じですが、
その証拠となるようなものは見あたりません。
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対岸、右岸側の白倉林道が見えています。
ガードレールが外れています。
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あまり良い状態ではないですがちょっとだけ
進んでみました。
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しかし、崩落していて、高巻くしかなし。
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登ってみると・・・何やら人工物が有ります。
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石積みですが、見ようによっては貯水槽の基礎の
ようです。
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何かの跡です。
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上から。
水路のような・・・
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横から。
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状態はかなり悪いです。
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まだ続いていそうですが今日のところは引き上げ
ました。
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レール?ではないのか。
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看板を食っています。
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橋の横を通り、
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お別れです。
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面倒になって、別の斜面を登り、林道へ復帰しました。
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【2018年3月3日追記】
昨年2017年9月にM氏が銚子川に連れて行ってくれた。

懐かしいこの場所で、私が最も気になっていたのは
やっぱりあの光谷との合流地点にある丸木橋、と言うか
あの一本橋。

それはさておき、この謎の橋。二ノ俣橋。
M氏の話だとやはり林鉄の二ノ俣橋らしい。
名前は欄干にちゃんと書いてある。


私のブログは例によって適当いい加減なため、途中の
投稿には、既にこの橋は林鉄の二ノ俣橋、ということに
なっていたり、謎となっていたり・・・。一貫性が無いの
だが、ただ他人からちゃんと聞いたことは無かったのだ。
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恥ずかしながら、私の今年2018年の目標地の一つは
この奥地にある。そう、あの一本橋の丸木橋。
制覇で最も重要なことは天候だ。天候が悪ければ清く
諦めなければならない。危険だからだ。
しかしそれがわかっていても、近くまで来てしまう。
それがどんなに無駄なことであっても。それが私だ。
いや、無駄に終わらすのはもったいない。
ルートと方法を練りに練りまくろう。
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久しぶりに二ノ俣橋に立ち寄った。前回来てから幾多
の大雨にも、あまり変化が無いように思った。
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【2018年3月5日追記】
昨年の9月以来、彼の地への思いは募るばかり。

「もう少し・・・もう少しでいいからもっと近くで見てみたい。」

そもそも、この地形、人工のものなのか、自然の成せる業なのか、
それすら判然としていない。ちなみにこれが自然が創出したもの
であるならば、ちょっと私の興味は無くなってしまいそうである。

もう少し近くで見たい、と言うのは、そこを確かめたいからに
他ならん、と言うことだ。

人生も終盤に入っている。今後もずっとこういうことはやり続ける
だろうけれど、体力的なことはいかんともしがたい、と感じている
今日この頃である。これが人工的なものであるとすれば、そう
のんびりもしていられない気持ちになる。
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もう少し近くで見たい。望遠を持ち込んだ。果たしてどうだ?
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水平道のように見えるのはあの区間だけか?
こちら側に水平道が続いているようには思えない。
ここから見た限り・・・
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しかし・・・
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どう?これ。
この丸木・・・折れたものではない。
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もう何年もここに居座っている。
自然とは言い難し。
望遠で満足できるかと思ったが、やっぱりもう少し近づきたい。
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でもどうやったらあんな場所に近づけるんだ?
不動谷の取水堰堤からしかないのか?
今年2018年の目標に十分、値しそうであるよ。
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【2018年3月10日追記】
ちなみに、この下見を行ったのは2018年2月の末である。
だいたい私はこの時期にここら辺をうろついていることが多い。
そしてだいたいこの季節は林業の方が居こそすれ、他の人と会う
なんてことはまずもって無かった。
ところが、この日はあの清五郎のところのゲート前に何台もの車
が停まっていた。県外ナンバーだ。これにはとても驚いた。

今日その事をM氏に言ったところ、それもそのはず。M氏曰く、
なんでもここは昨年TVで紹介されて、プチ有名どころになっている、
というのだ。
さらに驚くことに、あの丸木橋の上に立った人が居る。昨年ネット
で写真が上がっていた、と言うのである。
なぁ〜んだ。そう言うことだったのか。今年の目標にしていた私
だったが、テンションだだ下がりなことは言うまでもない。
私はブログなんかやってるくせに、そういう他人の情報にはうとい。

あの何台も停まっていた車は、その方面の有名どころの方々の
車だったのかもしれない。そう思うとあの時強行して、ニアミス
なんてことにならなくて良かったと今更ながらに感じた次第。

ブームも去ってまた静かな不動谷、光谷になったころに訪れるか。
・・・などと勝手なことを言っている自分も、ここに居る林業の人達
からすればよそ者のブームに過ぎないのである。
posted by Shimneti at 23:31| Comment(0) | 林道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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