途中、広瀬橋から牧田川用水の取水堰堤を眺めます。
昭和初期のコンクリート製のいかすデザインです。
何度も見に来ているので今日は望遠ですませて
進みます。
次にやって来たのは、羽根谷。
養老山地の東面に有る羽根谷は土石流が多いので
昔から砂防に関する工事が行われていた場所です。
普段はもう少し家族連れが遊んでいたりするのですが、
もう夕方ですし寒くなってきたので人気は殆どありません。
まずはここから見始めました。
危険注意を促す看板があちらこちらにあります。
記念植樹も有り、寄付をされたかたの名前が有ったり
します。
羽根谷と言うと、あのデ・レーケが指導したと言う
巨石積み堰堤が有名なのですが、それ以外にも
近代のたくさんの砂防が見られます。
車で入れない林道も続いています。この先にも
砂防が有るのでしょう。
下流側も近づいてみます。
次には、明治の巨石積み堰堤に来ました。
明治21年12月20日竣工です。
とても明治から有るとは思えぬほどしっかりした
状態です。
さらに林道を登ります。
道は3つに分かれています。
まず@から進んでみます。
近代の砂防が隠れていました。
まだまだ道は続いていそうですが、プロ用林道の様相。
次にAの新しい林道へ。
まだ新しい雰囲気です。
やがて月見の森の歩道と合流する場所で行き止まり。
ここからも歩道へ観光できるようにするのではないで
しょうか。
この林道からは最初に訪れた砂防が見えています。
そして砂防遊学館も。
あとであの上に行ってみます。
次にBの林道へ進みましたが・・
洗い越しで、ハンターのおじさんが獲物の鹿を
洗っていたので先へは行きませんでした。
ちょっとお話をしてここで退散。
林道を砂防遊学館の方へ降りてきました。
砂防の上を通っている感じの道。
綺麗に整備されています。
その名の通り遊びながら学べる施設です。
もう時間も遅く、今日は入りませんが、あらためて来て
みたいです。
土石流のつらい歴史とその爪痕を公園や学習の
場として、前向きにとらえた素晴らしい試みだと
思います。
この碑。
「治山 治水
川を治むるには まず山を」
まさにデ・レーケの教えです。
施設内にはミニ砂防も有ります。
白竜神社にちなんだ竜の公園から見た砂防遊学館。
UFOのようにも、古墳のようにも見えます。
未来と過去の融合です。
白竜のとぐろを巻いているようにも見えます。
ちょっと上がってみました。
白竜の頭のよう。
そこからの眺め。
そして白竜のモニュメントも見えました。