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2011年02月27日

真川調整池 (真川ダム)

今年は本当に熊の出没の多い年でした。
双六谷では私もついに出会ってしまいました・・
でもかわいい小熊さんで良かった・・
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さて、これからは日本に6基しかないバットレス型の
ダムに向かいます。
真川バットレスダム。真川調整池です。
ちょうど車を停めるには良い場所が有ります。
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でも・・・道は続いている。
水圧鉄管の上を橋が渡って道は続く・・・
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ちょっと行ってみますか。
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いかんいかん・・
そんなことしている場合ではありません。

またしても・・・ またしても、天気が悪くなる予感。
寄り道なんかしていてはダメです。
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戻ってまいりました。
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この橋から下を見下ろす。
向こうは真川発電所に続いています。
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橋から上側。
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登山道は?
看板が出ています。
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真川発電所の取水元である調整池と、カラスギ谷、
牛首谷へのルートが示されています。
大品山自然歩道とも書かれています。
全部制覇したるねん、という意気込みだったんですが、
最初に言っておきますと、カラスギ谷と牛首谷は行け
ませんでした。
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季節を間違うと、もっと鬱蒼としていそうですが、
今は整備された歩道です。
さぁどうする、私。
この道をただ歩くのか?
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大きな声で言ってはいけません。
やっぱりこうなりました。
一人の馬鹿のせいで・・、なんてこと言わないで
下さいますようお願いします。
10:30登り始めます。
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通らせて頂く代わりに外観チェックしておきます。
少々塗装下の傷みが有りますよ。
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歩道と違って直登はやっぱりしんどいです。
こんな仕事いいな・・なんて勝手な事を思いますが、
これを仕事としたら、さぞかし大変な事間違いなし
です。
さて、先に何か見えてきましたよ。
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望遠で・・きっと歩道・・・
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歩道をパスする水路。
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さる梯子を登ったところ。
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やっぱり歩道でした。
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水圧鉄管はまだまだ続いています。
でも・・・天気は相当やばい・・・
こっちは後回しです。
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歩道を進むことにします。
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やっぱ快適だわ。
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紅葉を見ながら悠々とバットレスに到着です。
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ありがたや!初バットレス体験です。
予想に反してでっかいぞ!
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さぁ堰堤へ!と思ったのに・・・
ゲート?
こりゃ約束が違うよ。
またしても調査不足。
堰堤には行けないのか・・
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あぶないことしませんから・・と言っても無駄か。
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私の好きな3桁南京錠でもありません。
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足もとの看板・・・ちょっとわかりにくいなぁ。
左がカラスギ谷方面で真っ直ぐが牛首谷方面 という
意味でしょうか。
私の感覚では大品山は真っ直ぐというつもりなのですが、
ゲートです。左に行くのか。
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ここから写真撮るしかないです。
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梯子が見えます。
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確かこの下から撮っている写真を見たことある
ような気がしていたんですが、行けなくて残念です。
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昭和4年竣工のダムです。
補修はされているにせよ、80年もの間の風雪に
耐えてきたコンクリート。
見応え十分です。
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こちらは近代のサッシの見える建物。
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右にも施設が見えます。
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こちらもダムほどは古くはなさそうです。
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ダム湖は?ちらっとしか見えませんが、
とても小さいです。調整池ですから。
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水は非常に少ないです。
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これはきっと牛首谷からの流入だと思います。
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あぁ、入れたら調整池を一周できるのに・・・
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カラスギ谷方面にちょっと進んでみます。
こちらもちゃんと歩道が付いています。
ちなみにカラスギ谷までは、ここまでの道のりの3倍くらい
歩く必要があります。
天気は確実に持ちませんね。
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今にも泣き出しそうな空の色です。
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やっぱし帰ろ・・・
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でも気になる・・・
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ちょっとだけ・・・ 行ってみましょう。
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途中水圧鉄管に引っ付いて深い谷を渡るところも
有ります。
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なぜか傷んでいる箇所も有ったりして、高度感
満点!
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谷底までは数十mは有るのではないのでしょうか。
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深い谷を渡ると、また急登になります。
写真は先ほど渡った谷を見下ろしているところ。
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しばらく進むとサージタンクが見えて来ました。
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なんと・・・ 神々しいサージタンクではないですか。
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こんな山奥に隠しておくには勿体ない・・・
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とても味があります。
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この上に登ってみたい・・・
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そんな阿呆の為に、ちゃぁんと対策されています。
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晴れた日のここからの展望はどんなでしょうか。
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窓が付いていますし、ドアを開けるといきなりポチャン
は無いとは思いますが、さぞかし神秘なことでしょう。
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サージタンクからすぐそばは、もうダムの左岸でした。
でもやっぱりこちらにもゲートが・・・
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残念です。
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帰り道・・・ついに降り始めました。
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先ほどは見えていた下界ももう見えません。
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正規の歩道を通って降りました。
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お約束の羚羊君にも出会いました。
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なんだ?こいつは・・的な顔をしてカメラ目線を送って
くれました。
しばらくにらめっこ。
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13時下山。
この後、同じようなバットレスの真立ダムにも行く
つもりだったのですが、またしても天気に邪魔された
のでした。
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posted by Shimneti at 12:07| Comment(5) | ダム・発電所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真川攻略されたんですね! 
あのポイントには羚羊君が決まって出る感じですね。

ぼくあの水圧鉄管に触ったら、ヌルっとして触らなきゃ良かったってなりました。

牛首谷取水口とカラスギ谷取水口も気になります!

地図で確認するとちょっと距離がありますよね。

シマさんきっと行くんでしょうね。 楽しみにしてます。
Posted by キリ☆ at 2011年02月28日 09:06
あのポイントには羚羊君が決まって出る感じですね。

って書いてふと気付いたんですが、えさ待ちしてますよ、きっと!

うん! (根拠のない自信)
Posted by キリ☆ at 2011年02月28日 18:17
先日は突然のコメントにも関わらずご丁寧な対応ありがとうございました!

で,
夜の真名川でニアミスされていたんですか!!!
まったく気がつきませんでしたねw
良くも悪くも顔出して活動しているので,もしも次にどこかで見かけたら,ぜひとも声を掛けてください!
(そ〜いば,下流側の提体正面が拝めるトンネル付近でプラドを見たような・・・。天端を左岸から右岸に抜けていくプラドを見たような・・・etc)

さて,
真川調整池・・・
私もなぜか血迷ってw真夏に圧力鉄管沿いに階段を登っていきました!
(本当にニアミスが多いことw)

が,
あんなに立派なサージタンクがあったのですね・・・
木々に隠れていたのか全く見えなかったです。
近場の真立が未攻略なので,雪が解けたときにでもバットレス三昧してみようかな〜♪
Posted by 3A at 2011年02月28日 23:20
キリ☆さんいつもありがとうございます。

真川行ってまいりました。水圧鉄管、結露して
とても汗かいていました。

取水口は、間違いなく北電の方しか行かないと
思いますよ。それより真立行きたいです。もう
2年も振られています。
真川もぎりぎり天気が持った、という感じでし
た。

羚羊君はえさ待ちやったんですね。鈴鹿にも結構
居るんですよね。この前の日曜は鈴鹿の御在所に
登ったんですが、登山道でまったく同じポーズを
採られてしまって往生しましたよ。
エサとは・・思いつきませんでした。
Posted by shimneti at 2011年03月03日 01:42
3A様、たびたびのご来訪ありがとうございます。

真名川では森湖だというのに、鉱山跡で遊んで
いまして、仙翁谷から右岸を回って、ダムに入った
時にはすっかり夜になっていました。
左岸でしばらくライトアップを待って、そして
トンネル前へ移動しましたから、間違いなくそいつ
が私ですね。今度はちゃんとお声をかけますね。
ちなみにランクルはプラドではなくてもっと安
もんのバンです。

真川、行かれましたか。それも鉄管沿いに!
ルート短縮には最適ですよね。
そしてあの神々しいサージタンク!
でもこのサージタンク、下界の、それもちょっと
離れた場所から望遠でないと見えないみたいです。

そして、今年こそ真立、と思っていますが、行け
るかどうかはわからないです。天気を祈るのみ。
 
Posted by shimneti at 2011年03月03日 01:49
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