先ほどの北俣への分岐に来ました。
左の森林軌道跡から戻って来ました。
右は林道帰り道なのですが、ちょっとだけ
寄り道して北俣側へ行ってみます。
いきなりトンネル。
実は森林軌道はこちらの方を通っていたのです。
冬季歩廊も見えます。
トンネルを抜けると、乙女渕にかかる乙女橋梁が
見えてきます。
この橋への道はトンネルの中で合流です。
当時の軌道はどんな感じだったのでしょう。
ただただ想像するばかりです。
この道は現在も使用されていることを物語って
います。
スノーシェードは現役のようです。
ちょっとかがまなければ入れません。
乙女橋を渡ります。
中ほどで振り返ったところ。
軌道跡にはこのようなスクエアなアーチを
よく見かけます。
軌道時代のものでしょうか。
その先にはすぐトンネルが有ります。
トンネルに向かって右方向、川沿いに構築物が
見えます。
この先に取水が有るので、その点検などの為
この橋が現役なのでしょう。
現在はこのトンネルの側壁から冬季歩廊を
使ってそこへ行っていると思われます。
この歩廊は現役っぽい。
トンネル入口から橋の方向を見たところ。
このトンネルの先にも橋梁があったはずですが、
現存していないため、トンネル出口も崩落が
進んでいそうです。
水が滴り続けて危険な雰囲気です。
この先は行けたものではないですね。
トンネル坑口の写真を撮りたかったですが、
この有様と天候では難しそうです。
いずれにせよここは軌道跡であるということです。
取水などの施設に思いを馳せながらも、元来た
道を戻ります。
ルートが表示されていました。
金木戸林道修繕の表記がありました。
少し進んだところに、
下にある池の尾発電所への送水管から分岐して
放流口が有ります。
こんなに高度差が有りましたっけ・・・
望遠で。
まだ上に行ってる?
この先登山ルートまではまだまだですが、また出直し
です。
もっと天候の良い、涼しい時に来たいです。
橋梁越しに見える構築物。
それでは本当に山を下ります。
帰り道だけでも500枚は写真を撮りました。
水圧鉄管がもうあんなに小さく見えます。
懲りもせずいろんな写真を撮りながら・・・
登りの時には恐ろしかった滝もちょっと
穏やかになっていました。
北電小屋まで戻ってきました。
もうあと少しでゲートです。
北電小屋の横にあるのは湧き水です。
昔有った木造小屋の残骸かな?
ゲート到着。
あと少しで車に戻る、というところ。
川の水の音で気付かなかったのか、至近距離で
小熊が遊んでいました。
これは母熊が居るかもしれない!
危険!危険!
でもカメラ!カメラ!
でも間に合いませんでした。
証拠を示せないのが残念。
居ますねぇ 熊さん。
車に乗り込んで一安心。
双六ダムまで下りてきました。
放流は1門だけになっていました。
やはり水量が全然違いますね。
損害の多かった台風の中の強行。
愛用のヘッドライトが雨水で点灯しなくなって
しまいました。レンズを覗くと、中に水が入って
いました。
以外と水に弱かったぞ、GENTOSヘッドウォーズ。
やはり登山には電子スイッチのものより単純な
ものの方が安心な感じ・・・
帰って乾かしたら復活しました。
この明るさとコストパフォーマンスはやはり凄い
ので、まだまだつき合ってもらうことにします。