大ループトンネル立川渡2140mを堀抜いて、この辺に
立川渡駅を設置する予定だったのでしょうか。
全くその痕跡は有りません。
山奥の谷に橋脚が残っていました。
そのはるか彼方に・・あの天辻トンネル5040m 五条側口が・・
大抵この場所からの写真しかありません。
はたしてあそこに行けるのか?
ちょうど私の足もとの辺から立川渡ループトンネル新宮側
が堀抜かれる予定だったのでしょう。
残念ながら間違いなく未着手のようです。
とても残念。
立川渡ループトンネルは、実は存在していた!!
なんて大発見は・・・やっぱり無かったです。
それではそれでは・・・
あの坑口へ辿り着けそうな場所を探します。
ん?昔は道だったような斜面を発見。
まだ4月。
草の勢いもまだ有りません。
突っ込みました。
鹿の骨がやたらと落ちています。
ちょっと不気味。熊のお食事の後ってことはないです
よね。
人工物発見。
それほど苦労せずに到着できました。
折角来たと言うのに、まともな写真が撮れていません
でした。
昭和42年着手
昭和47年竣工ですね。
漆黒の向こうには、あの阪大のニュートリノの観測施設
が有るのです。
立ち入り禁止の立て看が有ります。
ここまで立ち入る人は少ないでしょうけど。
でも確かにこのフェンスが無かったら歩いて行くか。
この薮をくぐり抜けて来ました。
トンネル向かって左側の風景です。
ちょっと離れると、草に埋もれてしまう坑口です。
トンネルの前には広大なズリの平地が有り、橋脚近くまで
寄ることができます。
先ほどはあの道から撮影していたんですね。
ガードレール下から立川渡ループトンネル2140mが掘ら
れる予定だったのでしょう。
痕跡ゼロ。
山また山です。
こんな所に鉄道を・・・
壮大な計画に感動します。
五条からはまだ序の口で、新宮までは遥か彼方。
もっともっと山が連なっています。
夢遥か・・・未成に終わった五新線。
その今に触れることが出来ることに感謝して
天辻トンネル阪本側坑口へと向かいました。