関わらず、登山をしないとは何たることか、と言われ
そうですが、今日はお許しください。
ダムに向かっての一日となるのです。
それでも、一日で最低54km歩くことになります。
二軒小屋まで27kmです。
東俣線 0.0km
一般車通行止めの林道のスタート地点です。
ちょうど朝の10時です。 ここから歩きます。
いつもなら時速8kmくらいで歩けますので 二軒小屋まで
3時間半くらいです。でも今日は何時になるやら。
もうすぐ始まる山開きには東海フォレスト様が二軒小屋
までバスを出してくれています。
私はこのバスを利用したことは有りませんが、二軒小屋
ではいつもお世話になっています。
今日は誰にもお世話にならずにダムに行きたいと思い、
シーズンに入る前の本日の決行を思いつきました。
今なら、登山客に会うことがありません。
バスとすれ違うこともありません。
林道を進むだけですから遭難の心配もありません。
だから単独で、孤独を楽しみながら歩きます。
水が殆ど無い状態でした。
発電所の放水口が見えてきました。
いつもの山屋のメンバーですと、わいわいがやがや
としゃべりながら通過してしまうような場所でもゆっくり
と思い存分写真を撮ったりできます。
放水口エプロン修繕工事 というのをやっている
ようでした。
これ以外にもメンテナンスを行っているようでした。
だから水位を下げているのだと思います。
畑薙大吊橋の横を通過します。
吊橋を渡れば茶臼岳への登山ルートです。
地図にも描かれている短いトンネルです。
この看板がこの先、とても役立ちます。
ダムまでの距離がちゃんと書かれているのです。
赤石ダムまで9.5km。
先ほどの短いトンネルを見返したところ。
まもなく畑薙橋(昭和59年3月竣工)を渡ります。
静岡まで89kmだそうです。
「赤崩」です。
発電所の施設の一部が見えはじめました。
まもなく赤石水力発電所着です。
発電機は地下に有ります。
だからなのか、放流口の工事も有るからなのか、
とても静かでした。
変電設備の先、ちょっと下っていくことができます。
ダムへの道は上に続いています。
建物には変圧器が据えてありました。
赤石ダムへと道は続いています。