前の写真(2006年8月)からスタートします。
当時の大井川電力が、大井川ダムを建設する為に
作ったのが、この大井川鉄道井川線。
現在はミニ列車を運行しています。
誤解を恐れず言うなら、私はこの鉄道はマニアの為
に残されたものだと思っています。撮影自由と思って
いました。ところが、虫の居所の悪い駅員さんと
勝手に撮るな、でもめてしまいました。
2006年8月のことです。
ちょっとだけ嫌な思い出ですが、現地は全てを忘れ
させてくれますよ。面白そうな物で一杯です。
お盆ということも有り、結構な観光客で賑わって
いましたが、車で来ている人は殆どいませんでした。
脇のトンネルはキャンプ場への遊歩道として
利用されていました。
さて、今日は誰も居ない早朝に来ました。
とても静かです。
この橋は・・・
現在は大井川ダムと発電所に向かう橋になって
いますが、当時鉄道が通っていた鋼製吊橋です。
昨日の飛龍橋も吊橋の時代はこんな感じだった
のでしょうか。
昭和11年 三菱重工製です。
何を撮っているかと言うと、吊り元なんですけどね。
写真を撮っていると中電の方が出社され、「本当は立入禁止
ですが、気を付けて下さいね。」と声を掛けて下さいました。
はい、やさしいお言葉に感謝しながら、気を付けて迷惑を
かけないように写真を撮ります。
発電所の中に線路が残っています。
(いい写真が無かったので2006年撮影分)
そのまま複線交換所跡へ入っていきます。
ペール缶の熊避けが置いてますよ。
出るんですね。
2006年には複線交換所の線路がはっきり
見えたんですが。
あぁあ。最初に開業したこの区間は見事に崩落
しています。
ここを走破したら強者でしょうね。
今日は朝早いので逆光です。
2006年の方がはっきり見えましたね。
アプトで登っていく線路です。
朝早いので列車は通っていません。
下ってくる列車を撮ったのが2006年の分に有り
ました。