もともとは、千頭ダムの建設用に利用を
計画され、そしてダム完成後は木材の筏流し
が出来なくなることと引き換えにつくられた
森林軌道です。
とりあえずは、この森林軌道の最初期の一部
昭和8年のルートを歩きます。
ただいま16時10分。
本日のメインのはずなのに・・・ここに来るまで遊び
すぎで、もう夕方になってしまいました。
何か得意のパターンになってきましたよ。
千頭ダム到着した頃には真っ暗ってことない
でしょうねぇ。
天子トンネルを抜けて
夢の吊り橋との分かれ道を飛龍橋側へ。
夢の吊り橋を下に見ながら森林軌道跡を進みます。
程なく飛龍橋に到着です。
千頭森林鉄道の中の名所と呼ばれている
場所です。
この橋は当初は吊り橋でした。
川底から100mも有る吊り橋の上を森林鉄道が
走っていたのです。
その後鉄橋に替えられ、現在も林道及び遊歩道
として使用されています。
橋から見る景色は、崩落激しい場所だという
ことを物語っています。
橋を渡ると左へも林道が続いています。
これはその左側に続く湯山林道です。
この先の大間川ダム(大間ダムとは別です)を作る為
に大間川支線が通っていた場所です。
この先で前黒法師岳(1943.2m)への登山ルートに
分かれます。湯山の集落跡も残っています。
こちらにも興味深いトンネルも有るのですが、今日は
右の千頭ダム方面へ向かいます。
展望台が有り、・・・
展望するの忘れてましたね。
ここは尾崎坂停車場だったところです。
大間川支線はここで分岐していたのです。
このような形で、森林軌道の車両が残っているのが
うれいしですね。
解体を免れた2両のうちの一つで、千頭貯木場に有った
やつです。
さらに進むと、ゲートが出てきます。
ゲートの先は、まさに森林軌道跡、という雰囲気の道が
続いています。
向かいの山に目をやると・・・
間違いなく道です。
行ってみたいですね。
−追記−
後で地図を見ましたが、柴沢へ行くあのいまいましく長い
林道のことでした。昔行った逆河内−不動岳コースです。
どんどん進みますと、
天子トンネルから2個目の短いトンネルです。
振り返ったところ。
橋と橋の間にはさまれていますね。
3個目のトンネル。
振り返り。
発電所到着。
湯山発電所です。
これに乗って、
降りていくと楽しいやろなぁ。
叶わぬ夢です。
現役ですねぇ。この道。
と思わせてくれるシェード。
そして・・・4個目。
ん?向こうが見えません。
結構長いな。
ライトを頼りに進みます。
そこそこ長かったです。と言っても数百m程度。
振り返り。
タイヤがぶら下がっていて面白いですね。
結構激しいところにトンネルを掘ったの
ですね。
おぉ、またありますね。
5個目。
こんにちは。
すぐに曲がっています。
長いのかな?
これもそこそこの長さ。
振り返り。
さらに進むと・・・
崩落。
ダムまでは関係者でさえ車では行けない状況と
なっていました。
このような感じ。
崩落より向こうに車が2台取り残されている?
いや、崩落先は車を乗り入れられないから、乗り継ぎに
利用されているのでしょうね。
ここにも中継車両が!
違うかな?
そして6個目。
これまた結構長い!
さらに7個目に続いている。
7個目は短い。
水がどぼどぼ落ちています。
7個目へ進む前に、
6個目振り返り。
7個目振り返りです。
遺構らしきのが現れ始めました。
石垣に穴が開いています。
何でしょう。
そしていよいよ千頭ダムに到着です。
ただいま17時半。
道中遊びすぎですね。
でもなんとか明るいうちに到着しましたよ。
つづきを楽しみにしておりますw!!