行ってみました。
林道入口で通行止めです。何か廃な雰囲気と
喜んでいましたが、後に間違いだとわかります。
相も変わらず何も調べずに行ったからこうなり
ます。
看板に「徒歩では行けます」と有るので、歩きます。
通行止めな雰囲気はどこにもありませんが
歩きます。
採石している区間だけが通行止めという意味
だったのでしょう。
とにかくいい道を歩いて上がりました。
あっさりと公園のような所に到着しました。
なんと車で来れるようです。
歩いて損しました。
兒の森と言うようです。
ちょっと公園を散歩しました。
よく整備されていますが、目的地ではないので廃寺の
方へ向かいます。
すぐ到着しましたが、車だったらもっとすぐなのに。
ちゃんと書いてあります。
小牧市の看板に説明書がありました。
大山廃寺は、白鳳時代から中世にかけて存続した
山岳寺院跡で、塔跡の礎石が残るほか、山中の各所
に建物跡とみられる平坦地が残っている。
昭和四十九年から五十三年まで発掘調査が行われ、
児神社境内から平安時代の掘立柱建物三棟、中世の
礎石建物二棟などが発見され、塔跡のみの指定から
寺域全体に指定範囲が拡大された。
と書いてありました。指定とはどういう意味でしょう。
国の史跡の指定でしょうね。
まずは建物跡から。
礎石建物跡は、広範囲なので、ここから見えて
いるのは、一部だと思います。
塔跡へ向かいます。
ちょっと山道を歩くとすぐに到着します。
ここにも昭和62年に建てられた看板が有りました。
三間四方の塔跡で、十七個の礎石が残り、柱間は
二・四メートルである。中央の心礎には湿気抜きの
細工が施されている。出土瓦から、七世紀末から
八世紀まで存続したものと考えられる。三重の塔か
五重の塔か明らかでない。
湿気抜きの細工とはこれのことでしょうか。
そんな昔にここに塔が有ったということなのです。
帰りは、現在の塔を見ながらとぼとぼ歩きました。