思って、夜に見に来ました。
でも・・・おいおい、ですよ。
小川温泉の駐車場からすぐにゲートがかかってます。
これは残念。歩かなあかんのかいな。
現在は工事中のようでした。
朝日小川ダムに立ち寄ったので、もう8時50分に
なっていました。
早く登らないと、今日は午後から大雨になる、という
天気予報です。
すでに少々曇ってきています。
でもひょっとしたらここから車で突破できるんじゃ
ないかと・・・
先がどうなっているか歩いて確認してみました。
でもちょっと歩くと、猿の大群が居て、そのうちこいつ一頭が
至近距離で威嚇してきます。
大群に向かって吼えて仲間を逃がし、私に向かって吼えて
威嚇しているのです。
全く退いてくれません。
間違いなくボス猿です。
なんとか進んだら、残念ながらこのような場所で
行き止まりでした。
先ほどの場所まで戻ると・・・
まだ見張っていました。
我々の祖先は、本当に責任感が強かったのです。
見習わないとね。
ただ今9時5分
やはりここから進むしかないのです。
ゲートに入ってから振り返ったところ。
朝日小川トンネルが見えています。
湯ノ瀬トンネル
中で曲がっているので、真っ暗です。
懐中電灯必須です。
案外長いです。
やっと出口。
トンネルを抜けたところ。
今は使われていない信号があります。
とてもきれいな林道を進んでいきます。
道中、こんなきれいなアーチが何カ所か有りました。
いやいや、もうすでに歩いているというのに、
この先5km地点より・・通行できません
ってちょっとどうかと思いますね。
先はまだまだです。
ちなみに林道は写真右側へ進んでいきます。
奥へ続く道は支線。
随分高度を上げてきました。
紅葉がきれいです。
朝日小川ダムが遠くに小さく見えています。
ずっと登りっぱなしで、汗だくです。
林業で使用しているモノレール。
小さい頃これでみかん山に行きました。
こんなにいい道なのに車で行けないなんて・・・
やっと越道峠が見えてきました。
もう11時をまわってしまいました。
今のところ天気は大丈夫ですが、早くしないと・・・
越道峠 標高881.7m
峠に、こんなトンネルのような、物置のようなのが
有りました。何でしょうね。
峠には広場も有ります。
ここでキャンプもいいですね。
ここから北又ダムまでは、下りになります。
先を急がねば・・・
一気に駆け下りて、11時半 北又小屋に到着。
さすがに、もうシーズンオフで、冬越えに向けて無人
になっていました。
北又小屋から、北又ダムがちょっと見えます。
北又ダム入口で終点です。
せっかく来たのに、中には入れません。
門の隙間から見たらこんな感じ。
よく見ると、案内板みたいなのがあります。
誰に見せる為なんでしょうね。
望遠でもちょっとよく見えません。
ここから登山道です。
イブリ、朝日岳方面
階段を下りていく道中で、
やっと全容を現しました。
吊り橋が新調されています。
グレーチングになっていて、下がよく見えます。
水がきれいです。
ここからはあまりよく見えません。
ゲートの上を越流しています。
下流側。
天気さえ大丈夫だったら、この先にある北又堰堤まで
行くのですが、ちょっと空模様が怪しくなってきました。
残念です。
北又小屋に戻ってきて、どうにか湖側を見ようと
思いました。
上からみるとこんな感じです。
ヘリポートになっています。
ここが出入り口でしょうか。
川のような湖です。
なんとか見えへんかなぁ。
天気がもうやばくなってきました。
急に風が強くなってきて・・・
紅葉・落ち葉が舞っているのがわかるでしょうか。
すごくきれいでした。
天気が悪くなっているのに、行きには見えなかった
山に雪が被っているのが見えました。
朝日小屋はもう雪の中なんでしょうね。
越道峠 13時に戻ってきました。
でもゆっくりしている暇は有りません。
一気に雲が降りてきました。
やばいやばい。
でも、もうここからは全部下り坂です。
雲に追いかけられながら、一気に駆け下りて
きました。
なんとかトンネルまで戻ってきましたよ。
14時着。
この直後、大雨になりました。
北又小屋を、その時代に管理されていたとのこと。ご年輩、大先輩ですよね。
仰せのように、黒部水系は関電の前身の会社が開拓したこともあって関電管轄
が多いですよね。でも1965年に関電が黒薙川にダムを計画していたとは知りま
せんでした。
近隣との交渉が決裂したとのこと。でも電気は必要なもの。時代も変わり、
北陸電が交渉を重ねて実現した発電所だったのですね。いい勉強になりました。
それよりも、当時の北又小屋、イブリ、朝日岳のことも興味大です。
また引き続きよろしくお願いします。