来てみたいと思って、この前から、探していた、森の中の
発電所です。でも見つけることが出来ずにいました。
ちょっと早めに仕事が終わったので、ぶらぶらと
やってきました。でももう夕方の5時半です。
今日は下流から探していって、入り口ぐらいが見つかれば
十分かと思っていました。
さぁ、徹底的に歩くぞ、と車を置いて歩き始めると、ものの
5分でそれらしき取水口を発見してしまいました。
これはラッキー。
とてもきれいな川の流れです。

対岸に取水口が見えて来ました。

入口は固められていますが、これは間違いなく取水口跡
ですよね。

その横にも坑らしきものが有ります。

これは取水口を横から見たところです。

発電所跡は?
当然ですが、取水口からちょっと下流側の斜面を登ると・・

すぐに杉の森の間に煉瓦造りの建物が見えて来ました。
もう6時です。 こんな山奥に一人で居てはいけない。
今日はここまでにしておこう。
そう言い聞かせていても、だんだんアドレナリンが出て
くるのがわかります。
勝手に足が近づいて行きます。


一応雪国なんですが、まだこの季節、植物に侵されて
います。


随分暗くなってきましたが、まだなんとか周りは見渡せ
ます。


建物の中は、屋根がすっかり無くなり、植物が生えたい
放題です。床面に何か残っているのか確認すら出来
ません。

横の部屋も・・ ジャングルのようです。

本当に鬱蒼としています。



横には小屋もあります。
何に使っていたのでしょう。

これは、発電用の水路配管が通っていた場所でしょう

そして、建物の中には、
ここに落っこちたら大変、というような穴が開いて
いました。

もう、すっかり暗くなってしまったので、建物の裏
までは行きませんでした。
もう一度来てみたいと思います。


本当にどの記録も興味深くてそそられます!(゜¬゜)ジュル!
実はぼくもダムはもちろん、廃墟なども好きだったりします。
草ヒロ、廃道、酷道、工場、鉱山などネットでいろいろハマりました。
この物件、山の中に誰にも気付かれないで、
ひっそりと佇んでいますね。
煉瓦が歴史を感じさせて、イイ感じです。
では、またコメしますね☆
最近ええ歳になってきまして、廃墟は怖いと思うようになりましたね(社会人的に)。
銀塩時代にあまり撮っていないのは後悔していますが、でももう長いことやってますのでそれなりにネタはたくさん有ります。
森の中の発電所跡。大正初期に建てられたそうです。いつまでもこのまま自然に残っていて欲しい、と勝手に願っているので名前はやめときました。
今後ともよろしくおねがいします。
僕もこう言う場所が好きです。
神秘的で何かの遺跡みたいな感じがしますね。
実際に行って自分の目で見たいです。
ぜひぜひ見に行って頂きたいと思います。
場所はすでにご存知なのかもしれませんが、この記事を
投稿した当時は、本発電所名を検索してもヒットする
ことはありませんでした。
その後、もっと深く探索された方もおられますし、また
現在では、観光地とまで言えないまでも少々整備されて
森の中の雰囲気と神秘性は薄れそうになりましたが、
再び静かな森に還りつつあります。良かったと思って
います。開発されてしまうと、投稿した者としていささか
責任を感じてしまいます。
個人の好みにもよりますが、私は遺構は、場所や危険度
にもよるけれど、このように静かに自然に還っていく物
が好きです。
ではまた行かれた折にはお教え願います。