有りますが、その中でも比較的坑口がきれい
なのが、この弥栄鉱山跡です。
歩いて宮指路岳へ行く時通るルートです。
2006年3月に林道がどうなっているか確認する
為に歩いている時見つけました。
これは2006年5月2日です。
2006年3月18日と 19日にも来たところです。
でも何か道が整備されている気がします。
最近踏まれた小枝とキャタピラー痕です。
どこから入ったのでしょう。
分かれ道まできました。
どちらも登山道になり、キャタピラーであっても入る
ことはできないはずだという記憶です。
ここ10年で道が出来たのでしょうか。
さらに進むと、なんとなく人工的
な石の有る道をみつけたのです。
これが弥栄鉱山跡入り口です。
何回来ても撮る場所は同じです。
ズリ山が見えて来ました。
3月には雪で上がれなかった場所です。
ズリを登り切ると、坑が見えて来ました。
人工的な溝です。
向こう側が見えています。
坑を抜けるとすぐ谷になっていて、向こう岸に坑口が
見えています。
2階建ての坑口か? 上は陥没か?
下の坑は入って行けそうです。
マンガンですし、真っ黒、真っ暗ですが、十分入れます。
奥で二股になっていますが、どちらも10m程で行き止まりです。
右はすぐ崩落しており、左は頑張ればまだ進めそうですが、
危険そうなのでやめました。
表へ出てくると、旭坑が見えてきました。
きれいに残っていてくれてうれしいです。
マンガンの粉入りのような生ぬるい風が吹き出して
います。
この旭坑も奥で分かれ道になっています。
さらに山奥に進むと・・ 坑口がいっぱい。
崩れた坑道らしき痕跡がたくさん見えます。
何カ所坑口が有ったのでしょう。
線路が突き出ているものも有ります。
塞いだ形跡のある坑道もたくさん有ります。
奥を覗くとやはり二股に分かれています。
がんばれば入れそうですが、がんばりません。
滝壺の右横にもまだ坑道が有りそうですが、さすがにもう
ここが最奥部でしょう。これ以上は登山になってしまいます。
キャタピラーはこの門を通過していません。
新しい宿題を残した弥栄鉱山行きでした。