気になったのがこの尾羽梨ダムです。
まだ丹生ダム建設の計画が着手されていない頃
のことです。
針川や菅並には、まだ住宅跡が残っていましたが、
尾羽梨へ行く林道は草木が鬱蒼として、乗用車
では行き着くことが出来ませんでした。
当時は夜中にチャレンジしていた為、より難関
でした。
丹生ダムの工事が始まり、廃屋はどんどん撤去され
菅並から中河内への県道は一時期は通行止めに
なりました。
しかし、その後ダムの工事計画は迷走を続け、この
県道は険道へと放置された状況となったのです。
工事も行われなくなり、このように通行止めも軽々
と突破できる状態です。
落石、崩落の為の通行止看板。
期間だけはマジックで更新されているようです。
よく見ると平成20年11月30日までと書かれています。
行く先々で通行止めが登場しますが、全て横が開いています。
半明の集落跡
神社の跡
以前には有った住居は全て撤去されているようです。
針川も住居は無くなっていました。釣り客が川に入って
いるようでした。
そして、尾羽梨への入り口道路です。
以前、草ボーボーだった道は、綺麗になっていました。
しばらく上がると、砂防アーチのダムが見えて来ました。
尾羽梨ダムです。
しばらくの間見とれていました。
このダムの情報は、この石のみです。
堰堤立積2520立米
堰堤長72.1米
堰堤高20.0米
昭和参拾参年度
尾羽梨川通常砂防
施工大阪土木工業株式会社
設計監督滋賀県技師市??
滋賀県土木部
と書かれています。
何度もダムを振り返りながら、さらに奥へと続いている林道
を上がっていきます。
途中、微小地震観測所のロボットが置いてありましたが、
横を車が通っても大丈夫なのでしょうか。
林道はまだまだ続いていましたが、やがて崩落して
車では進めなくなりました。
次を急ぐので、この先を歩かず、バックで戻ります。
ダムというより堰堤ですね。
ダムは本格的に作る予定なのかもしれません・・
下流のほうでダム工事を昨年やっていましたが・・・いまではどうなったのか
話は変わりますが、荘川桜の北にある尾上郷の源流や大黒谷にあるダムはそれなりの秘境ですよ
bandlover様も広範囲に色々と行かれているのですね。
それより、尾上郷です。20年程前、夜中にひるがのから大日ヶ岳の麓のスキー場跡、尾上郷を越えてやっとの思いで荘川尾神橋近くに降りてきたらゲートに3桁の南京錠がかかっていて、仕方なく南京錠破りをした思い出があります。
大黒谷ダムにはゲートがかかって行けなかったように記憶していますが、行けるのでしょうか。
また久しぶりに行ってみたいです。
普通車ですから、深いわだちにはまらないように冷や汗かきながら登っていったことがあります
スキー場跡方面や大黒谷方面は、尾上郷入り口のようにゲートで鍵がかっかていることがあります
3桁の番号鍵ですが、壊さなくても開けられますよ
いろいろと有り難うございます。引き続きよろしくお願い致します。