カテゴリ
ダム・発電所(334)
鉱山(62)
林道(59)
隧道(117)
(19)
鉄道(61)
その他(121)

2009年08月12日

戸谷隧道

今回の本題(の割には夜になってる)である戸谷隧道。

石川県一、北陸一の険道として有名な険道43号。

まずは地図には載っているのかな?

昭文社。載っていない代わりに変なトンネルが描いて
あります。
01.jpg

人文社。よく見ると載っています。
02.jpg

MAPIONで見つけたので当然載っています。
03.jpg

険道入口です。どうやったら43号とわかるのでしょう。
1.jpg

一応親切な看板が、この先幅員狭小 と書いてくれて
おります。

そうなんです。この道は恐ろしく狭くて有名なのです。
2.jpg

どれくらい狭いかと言うと・・・これです。

高さ1.7m    巾0.8m

え?0.8m?
3.jpg

県道と言えども、ずっとダートの林道状態です。

途中こんなフカフカの草の絨毯のところや、
4.jpg

雨水が道を削ったような、林道でよくみかける景色を
越えていきます。

その先に隧道がみえています。
5.jpg

巾0.8m!  それはウソです。軽トラなら通れそうですし、
実際、わだちが有ります。

現役で利用されているのです。
6.jpg

試しに私の車の鼻先を入れてみますが、これは確実に
無理です。ジムニーなら行けそうです。

ライトアップしますが、歩いて行くにはあまりにも長そう
ですね。

ここをも宿題に残して、同じ道を下りました。
7.jpg

8.jpg

9.jpg

2015年6月 久しぶりに来てみました。
西側からのアプローチです。まことに残念なことに、随分
手前で車両進入禁止となっていました。
ランクル70を通してあげたことが無いから、ちょっとついでに
と思ったのに・・・
13.jpg

せっかくだから歩き。
トンネルまでは30分くらいの距離なのでしれています。
14.jpg

関係者は使用していそうな現役感があります。
15.jpg

時折広くなります。
16.jpg

17.jpg

18.jpg

19.jpg

やがてはまた地道っぽくなります。
20.jpg

21.jpg

22.jpg

分岐にはかつて使われていた看板が横たわって
います。
23.jpg

24.jpg

25.jpg

26.jpg

すっかり通行者も居なくなった往来をいまも見守る
お地蔵さんです。
27.jpg

28.jpg

29.jpg

まもなく到着っぽい斜度となってきました。
30.jpg

左に曲がると、戸谷隧道西側坑口着。
結局何の危険な個所も有りませんでした。
通行止が残念でなりませんな。
東側がダメなのかな?
31.jpg

32.jpg

33.jpg

ここにもお地蔵さん。
34.jpg

35.jpg

36.jpg

37.jpg

38.jpg

さらについでだから東側に行ってみます。
39.jpg

あの幅員の書かれた看板は?どこかに消え去って
いました。
40.jpg

代わりに、林道開設の工事をしているようでした。
41.jpg

42.jpg

すぐに分岐。左がメインみたいになっていますが、旧43は
右です。
残念なことにこちらも車両は進入禁止になっていました。
43.jpg

こちらも歩いて20分くらいで隧道だから当然GO。
44.jpg

45.jpg

46.jpg

ほほう、「こじょうばし」かね、と思ってたら、
47.jpg

反対側
「こうじょはし」だって。
でも古城でもあるのかな?
48.jpg

49.jpg

50.jpg

51.jpg

52.jpg

道は至って良好。現役のころよりきれいなくらい。
53.jpg

途中に寄り道ポイントもあるけれど、そのまま
進みます。
54.jpg

55.jpg

56.jpg

57.jpg

こちら東側も結局何の問題も無く到着。
車両進入禁止にしているのは、道の問題ではなさ
そうです。
58.jpg

59.jpg

60.jpg

あの鉄骨枠は撤去されていました。
あの鉄骨枠のところだけミラーを倒しておけば、
あとは普通に通れるサイズです。
70を通してやらなかったことを後悔するばかり。
61.jpg

62.jpg

63.jpg

64.jpg

65.jpg

66.jpg

67.jpg

68.jpg

幅員0.8mのおおげさ表記が話題を呼んだ戸谷
隧道。
前後の道はまだまだ関係者には利用されている
感があり、整備もされていて安心しました。
新しい林道が開設され、誰も見向かなくなって
しまわぬことを願うところです。
posted by Shimneti at 10:46| Comment(0) | 隧道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: