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2009年08月10日

愛宕山鋼索線跡リベンジ

09年3月21日 清滝隧道から愛宕山頂へ

09年3月28日 首無し地蔵から愛宕山頂へ

ぐうたら寝ている猫が、突然俊敏な動きが出来るように
若い頃は突然の山行きでも体力的に何の問題も無かっ
んですが・・・。

でもこのとしになると違うんです。
愛宕山は もはやアルペン登山です。
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二週に渡って愛宕山に登っているのは、
ひとつは、今年は絶対に奥美濃の川浦谷を制覇
しようと思っているから、体力復活必須なのです。
川浦谷→洞の天井は、西の洞谷を詰めに詰めて
二泊三日かかる奥山。


もうひとつは、これ。  愛宕鋼索線跡。

昭和4年に敷設された鋼索線で、当時東洋一の距離
2kmを誇っていました。今でも相当の距離です。

清滝川駅の当時の写真。
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現在の清滝川駅が有った場所です。

ここから、地上の楽園と言われた愛宕駅に定員の84名
の倍以上を乗せて上がって行っていたのです。

戦時中の昭和19年 平坦線と同様に鉄供出の為撤去
されたのでした。
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登り始めてすぐに1つ目の隧道があらわれます。

続いて 2つ目も難なくクリア。
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コンクリート橋を渡ると3つ目が現れるが・・中が真っ暗です。

中は・・・崩落していました。

全部で6つ有るという隧道。  この先へ進めませんでした。

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7合目付近に楽園の跡らしきものが有りました。

3月21日は思いつきで行った為、下調べしていませんでした。
山頂に愛宕駅が残っていることを知らず、ここまでで、そのまま
山頂に登ってしまいました。

昔はここにホテル、旅館、スキー場が有ったのだそうです。
まさに地上の楽園だったのです。
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さて・・・
今日はリベンジなのです・・・・

山頂の愛宕駅舎跡を見る、 そして、もう少し体力を復活させる。

とは言いながら、車で林道を上がって行きます。
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首無し地蔵近辺は、崩落が復活した、という有様です。
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首無し地蔵のすぐ脇に、車を置いて
山歩き開始です。
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到底登山なんて呼べるものじゃなく、あっという間に
車を停めた場所も眼下におさまり、山頂の愛宕神社に
到着です。

あと少しの神社への階段には目もくれず、先週行った
あの遊園地跡を目指して下っていきます。
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着いた着いた。  遊園地跡と思われる場所です。

もう、そう遠くはないはずです。愛宕駅・・
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かつての駅前通りとは思えないような山道を進むと・・・
見えてきました。
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傷み放題、荒れ放題 ですが、よくぞ残っていてくれたものです。
70年以上の風雪に耐え、ひっそりと建ったままなのです。
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山頂近くに有るせいか、サバゲーやいたずらによる
傷みは殆ど有りませんでした。

いつまでも残っていて欲しいものです。
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別れを惜しみながら、山頂へ戻り、 愛宕神社へも
参ります。
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何やら工事中のようでした。
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スキー場跡らしき所も見つけましたが、定かではありません。
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ノスヒロがたくさん転がっていて、楽しさ全開です。


2スト時代のジムニーです。
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屋根は無いも同然。
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もと来た道をどんどん下り、林道まで戻って来ました。

なんと楽勝な山歩きだったんでしょう。

ピストン林道を何本か行って、帰途についたのでした。
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posted by Shimneti at 03:56| Comment(2) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これほど多方面に行かれ記録を残されていることに敬意を表します。自分も行ったことのある所の記事を見て楽しんでいます。私も80を過ぎ最近は一人で低い山や、ハイキングをしています。
ところで、奈良県王寺町の明神山にはいかれましたか。簡単に登れて見晴らしのいい山(丘)です。北は
比叡山、東は奈良盆地一帯、南は二上、葛城、金剛山が重なって見えます。西は阿倍野ハルカス、大阪湾、
明石大橋まで見え、気持ちが晴れ晴れします。
Posted by 孜 at 2021年05月26日 22:34
孜様 いつも有難うございます。なるほどです。いまも健脚であられる
わけですね。 私の両親と同じくらいの世代ということですね。
私は四條畷の出身でして、毎週のように奈良に連れて行かれていました。
今も両親が信貴山の空鉢まで毎週登っています。たまについていきます。
明神山なつかしいですね。大パノラマ。展望台が整備された時に行こう
と思っていて忘れていました。良い場所を言って頂いて有難うございます。
今度信貴山じゃなくそっちに誘い出して行ってみたいと思います。
Posted by shimneti at 2021年05月27日 06:57
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